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しもさんの「気になる一言」
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2015年10月03日(土)
指名されたら、照れずに、役になりきる

本日からオープンした「宮西達也ワンダーランド展」(佐野美術館)。
昨日のレセプションに続けて、またまた会場へ足を運んだ。
実は、昨晩遅くまで、宮西先輩と一緒に飲んでいたため、
寝不足、髪の毛ボサボサ、声ガラガラ、ややむくみがちな顔で、
「昨日は遅くまでどうも・・」と挨拶をしたまま会場へ入った。
読み聴かせが始まると、彼はいつものテンションに戻り、
多くの子どもたちを惹き付け、保護者も含め笑いの渦に包みこんだ。
何冊も何冊も、時間が許す限り、しゃべり続ける先輩の読み聴かせは、
いつも私たちの心を打つ。
そんな中、宮西さんが生みの親である「ゆうすいくん」主役の絵本、
「ドロドロドロンキーとゆうすいくん」(ポプラ社刊)が始まった。
この作品は、なぜか「スタッフ参加型の読み聴かせ」で、
当日、宮西先輩の突然の指名で会場の前に呼び出され、
さらに、その場で配役が発表される。
朝会場で挨拶しただけだから、まさかなぁ・・の不安が的中し、
「昨晩遅くまで私を飲み会に誘った悪い仲間たち」として指名され、
わが課のスタッフとともに「宮西版・参加型読み聴かせ」に、
参加させていただくことになった。
今回、私は「ドロドロドロンキー」役で、台詞が少なく
悪役を演じたつもりの言い回しは、時代劇調だねぇ、と笑われた。
その点、1人で何種類かの声を変えなければならない
「その他大勢役」を任されたわが課のスタッフは、
会場の大爆笑を受けながら、役になりきり照れずに頑張ってくれた。
この「参加型・読み聴かせ」を楽しむコツは(恥ずかしいけれど)
「指名されたら、照れずに、役になりきる」こと。
こちらが照れると、なぜか聴いている方も照れてしまうから。
「あぁ、面白かった」って言われれば、それだけでいい、
こちらも「あぁ、楽しかった」と終われるからなぁ。