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| 2015年09月14日(月) ■ |
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| 誰かと響きあえたら、一瞬が永遠になんねん |
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映画「マエストロ!」(小林聖太郎監督)から。 私は楽器が弾けないから、五線譜に書かれた音符を読み、 その記号を「音」にしていく人たちには、 嫉妬というより、賞賛の言葉しか見つからない。 音楽は、人生にとって「あってもなくてもいい」ものではなく、 「必ずなくてはいけないもの」だと私は思っている。 作品の中でも「音楽ってせつないね。 今、確かにあったって思っても、次の瞬間には消えてしまう。 それでも、この世で一番美しいのは音楽だ、そうだろ?」という フレーズに代表されるように、音楽の素晴らしさは伝わった。 しかし、もっと素敵な言葉に出会った。 「わしら人間は誰でも死ぬ。必ず死ぬ。音と一緒で一瞬や。 せやけどな、誰かと響きあえたら、一瞬が永遠になんねん」。 1つひとつの音がいいのは勿論、大切だけれども、 その音が、違う楽器の音色と響きあったとき、もっと深みのある、 それでいて、なぜか心地よい音を耳にすることが出来る。 人生も同じ。1人で生きるのを否定はしない。 しかし、誰かと出会い、結ばれ、夫婦、家族となっていくことで、 みんなが鳴らしている音が調和した瞬間に味わう達成感は、 何事にも変え難いに違いない。 「マエストロ」と呼ばれる「指揮者」は、それを一番知っている。 だからこそ、多くの音が響きあうオーケストラを纏めあげ、 「自分の音づくり」に夢中になれるのだろうなぁ。
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