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| 2015年06月12日(金) ■ |
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| 自由な発想で作っていいよ |
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私の中で恒例となりつつある「ごはん食堂 桐家」の居酒屋企画、 講師「岩谷澄人」氏(ヒトミワイナリー醸造長) 「醸造家さんの楽しいトーク」から。 独特な世界観を持つ「ヒトミワイナリー」(滋賀県)の真髄を、 醸造長の口から聴けるとあって、楽しみにしていたイベントである。 周りからは、飲みながら良くメモれますね、と感心されるが、 私の場合、トーク・講演は、メモしないと落ち着かないので、 最初にいただいた「本日のワインリスト」はメモで真っ黒になった、 ウェルカムワインから続けて8種類(合計9種類)の誕生秘話は、 飲むたびに「あっ、うめぇ」を口癖のように言いながら語った 彼の分身のような存在であった。 ワインについても「ちょっと変態なワイン」と訳のわからない紹介を メモしながら、確かにあまり口にしない「にごりワイン」を楽しんだ。 この根底に流れているものを知りたくて、翌日メモを整理したら、 やはり、創立当初、彼がオーナーから言われた言葉が浮かび上がる。 「自由な発想で作っていいよ」 これは「ワインとはこうだという既成概念を覆すのではなく、 まったく自由な発想」ということらしい。 作り方の改良・改善ではなく、えっ、これがワイン?という発想、 言い換えれば、ワインづくりの常識など考えないで、 「ワインは『食』」という考えを貫きながら、 「ワインが一番元気な時に、ビンに詰めちゃう」発想であったり、 「消費者の気持ちより、造っている人たちの気持ちを優先」し、 「自分たちが、美味しいと感じるタイミング」で詰める作業をするなど、 本当に自由な発想で、ワインづくりを楽しんでいるのが伝わってきた。 私たちのワインは「ナチュラルワイン(自然)ではなく、フリーワイン」 そう言いきった彼は、25年前にオーナーから誘われたとき、 「会社の中でおかしな奴とやりたい」と言われただけの魅力があった。
P.S. 面白いワインの話は、また少しずつ提供していきますので、お楽しみに。
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