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しもさんの「気になる一言」
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2015年02月25日(水)
音楽は音の詩であるように、絵画は視覚の詩である。

先日、横浜に行った際に寄った、横浜美術館企画展
「横浜美術館開館25周年 ホイッスラー展」から。
別件で横浜を訪れたが、せっかくだから・・と、
横浜美術館へ足を延ばして、企画展を鑑賞した。
「日本では四半世紀ぶりとなる大規模な回顧展」とあったが、
私の記憶を辿ってみたが(申し訳ないが)代表作が浮かばず、
期待と不安を抱えたままの鑑賞となった。
「19世紀欧米の画壇において、最も影響力のあった画家の一人」
「日本美術からインスピレーションを得て
独自のスタイルを確立したジャポニスムの画家」という説明でも、
彼の作品を思い出すに至らず入場し、
「音楽は音の詩であるように、絵画は視覚の詩である。 そして、
主題は音や色彩のハーモニーとは何のかかわりもないのである」
というフレーズを見つけて、あっ、と気付いた。
タイトルに「シンフォニー」「 ハーモニー」「ノクターン」などの
音楽用語を用いて、絵画の主題性や物語性を否定した画家である。
絵画は説明するものではなく感じるもの、そんなメッセージが
記憶に残っていたのが不思議であった。
日本の文化に影響を受けた西洋の画家って多いんだなぁ。

P.S.
同時期の開催をしていた
「横浜美術館コレクション展 2014年度 第2期」のテーマは、
「抽象画―戦後から現代」と「光と影―都市との対話」。
静岡市美術館で観たばかりの「小林清親氏の版画」がズラリ。
いくら版画とはいえ、(所蔵も「横浜美術館」とはいえ)
同じ作品を同じ時期に、近場の美術館での展示には興ざめした。