
|
 |
| 2015年02月03日(火) ■ |
 |
| 包丁と鉄板、どちらが消耗品だと思います? |
 |
メモを整理していたら、ふっと目に触れたフレーズ。 情報源は、昨年、母の傘寿祝で訪れた「神戸旅行」の1コマ。 兄妹の2家族で考えた、サプライズ企画の一つは、 「目の前で『神戸牛』を焼いてもらい食する」だった。 上等な神戸牛を、鉄板の上で形の良い包丁を使い、 見事に切っていく料理人に向かって質問をした。 「さぞかし、高い包丁なんでしょうね」と。 その答えは意外にも、私の想像した答えと逆だった。 「包丁は、そんなにいいものは使っていませんよ」と言い、 「傷つけたら大変ですから・・」と付け加えてくれた。 その意味がわからず、肉の筋を切らないようにするためとか、 旨味を殺しちゃうとか、さもありがちな理由を挙げたら、 「包丁と鉄板、どちらが消耗品だと思います?」と質問された。 「簡単には取り換えが出来ない『鉄板』を傷つけないために、 あまり尖った切れの良い包丁は使わない」というのが、 その答えのようだった。 私たちの目の前に設置された長い鉄板は、代々大切にされ、 多くの良質の神戸牛を焼いた脂が染み込んでいるのかもしれない。 どちらが大切か、そしてそのために何をすべきか、 どちらかの質をわざと落とすことは、すごい判断である。 どちらも大切にすると、中途半端になっちゃうんだろうなぁ。
|
|