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| 2015年02月02日(月) ■ |
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| 私たちを銃殺して下さい。 |
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フリージャーナリスト・後藤健二さんの著書「ルワンダの祈り」 そのタイトルを見て、思い出した映画があったのでご紹介。 映画「ルワンダの涙」(マイケル・ケイトン=ジョーンズ監督)から。 先日、映画「ホテル・ルワンダ」を観てから、私の心の中で 何か引っ掛かっていた「ルワンダ大虐殺」の真実を再確認して あらためて、人間の醜さを感じることになってしまった。 印象に残ったシーンは「殺される」ことを覚悟したツチ族の1人が、 撤退することになった平和維持軍の大尉に願い出た台詞。 「撤退なさる前にお願いします。私たちを銃殺して下さい。 ナタで殺されたくない。銃なら一瞬だし、苦痛も少ないから」 この究極の選択を口にした彼らの気持ちを考えると、 映画と知りながらも、胸が締め付けられる思いがした。 同じ殺人でも「銃で一撃」と「ナタでメッタ切り」では違う。 親族・知人・友人が、目の前で殺されるのを観るだけでも、 ナタが凶器の方が、精神的な苦痛は計り知れない。 何度も何度も、会話の始めに使用される「You are OK?」は、 まともな精神力では耐えられない光景、場面に遭遇するから。 「大丈夫?」「気分は?」・・といろいろ訳されていたが、 観ている私たちにも、問いかけているような台詞だった。 原題となっている「Shooting Dogs」の意味を、 是非、この作品を鑑賞して、自分の目で確かめて欲しい。
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