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| 2014年07月29日(火) ■ |
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| 日常のささやかな営為に、優しくほほえみかける。 |
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歌集「未知の時間」(前田鐡江著・角川学芸出版刊・203頁)から。 とても身近な知人の歌集であり、登場する人物・景色が、 鮮やかに映像化され、言葉の温かみを感じた短歌が溢れていた。 タイトル「未知の時間」の元になっている一首、 「三年日記真つ新のページひらきたり未知の時間は罫線である」は 何も書かれていない罫線だけのページを眺めながら、 これからどんなことが少しずつ書き込まれるのか、 ワクワクした気分になったことを思い出し、ひとりで頷いた。 お気に入りの短歌を選んで紹介したいが、字数に制限があるので、 歌集の帯に書かれていたキャッチコピーの一部を残したい。 「日常のささやかな営為に、 海が、風が、花木が、優しくほほえみかける。 森羅万象を繊細に詠みあげた第一歌集。」 そうそう、日々の生活・心の動きを題材にすることが、 創作活動の継続する秘訣だよな、やっぱり・・ そんなことを感じながら、 そして知人の顔を思い出しながら本を閉じた。
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