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| 2014年04月17日(木) ■ |
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| 寄(よ)って集(たか)って |
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テレビのクイズ番組で出題された「集る」という言葉の読み、 正解は「たかる」だった。 もしかしたら・・「よってたかっていじめる」の「たかって?」と 辞書で調べてみたら、案の定「大勢が寄り集まって。みんなで」。 難読な「漢字の読み」が出題されることはわかるけれど、 その使い方まで説明してくれるともっといいのに・・と思う。 先日紹介した「踵」(きびす)は「かかと」という意味だし、 だからこそ「踵を返す」とは「かかとを反対方向を向かせる」、 故に「引き返す」という表現に使われる、そんな説明である。 いくら「漢字」が読めたって、使い方がわからなければ、 それは単なる知識で終わる。 普段の生活で、使われてこそ、その面白さは倍増するし、 漢字に興味を持つならば、そんなことまで調べて欲しい。 文字による表現力が、より豊かになることは間違いない。 例えば、料理番組で「うまい」「おいしい」の単語が溢れるが、 その他の表現はないの?と気になってしまう。 だって「うまい」「おいしい」も漢字にすると 「美味い」「美味しい」だからなぁ。(笑) (ちなみに「うまい」は「旨い」「上手い」「巧い」「甘い」・・) どの「うまい」なんだろう?といじわるを言いたくなってしまう。 だって「うまい」って感覚は、なかなか伝わってこないから。
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