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| 2014年03月27日(木) ■ |
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| これで田村さんの味付けをして |
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先日紹介した、講師「田村映二」氏(ジオラマ・アーティスト) 演題「Tam-Tam worldを確立するまで」 (世界的なアーティストになれたその理由は)から。 売れっ子イラストレーターだった田村さんの講演で、 なるほどなぁ・・と感じてメモしたことがある。 実は私、田村さんの話を聞くまでは、 「画家」と「イラストレーター」の違いがわからなかった。 お得意の絵を描くことには、商業デザインも絵画も同じだろう、 そんな程度の認識だったが、大きな違いがあった。 「簡単に言うと、カレーライスを作るとするよね、 画家は、まずはどんなカレーにしようかな、と考え、 カレーの具材を選ぶところから始める。 しかし、イラストレーターは、タマネギ、人参・ジャガイモ・・と、 具材を渡されて『これで田村さんの味付けをして』と依頼を受ける」 この例えは、ものすごくわかりやすかった。 クライアントに言われたものを作る形(味付け)から、 (具材もなにも全部選びながら)自分の作りたいものを作りたい。 そんな気持ちの変化が「作家意識」を目覚めさせたのだと思う。 自分もいつか「創作」(作家)の仲間入りがしたいな。
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