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| 2014年02月14日(金) ■ |
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| 「踵を返した」が「かかとを返した」? (汗) |
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早朝に、地元紙の投稿欄を読んだ方から、 「ソチ・オリンピックと合わせ技、1本ですね」とか 「久しぶりに、名前を発見しました」などのメールが届いた。 建国記念日(11日)の夜、1日を振り返って気付いたことを投稿したので、 掲載されたことには驚かなかったが、その内容に驚いた。(汗) 小説ではよく「踵(きびす)を返す」という表現が使われているし、 漢字にしたまま投稿した私が悪いのだが、 まさか「かかとを返した」に修正されて掲載されるとは思わなかった。 たしかに「踵」とは人間の「かかと」の別の呼び方だが、 「 踵を返す」(きびすをかえす)というフレーズで使われるもの。 意味は「かかととは反対方向に向きを変える時の動作をあらわしたもの」 「(かかとの向きを逆にする意から)引き返す。後戻りをする」時に使う、 と理解している。 私は今まで「かかとを返した」なんて表現は聞いたことがない。 掲載していただいて、クレームというのもおかしな話だが、 読者からは、この人、普段から「かかとを返す」と読んでいるんだ(笑)、と 笑われているようで、今回ばかりは不満が残る。 新聞投稿の担当からすれば、見慣れない漢字があり 「読み方」「意味」を調べてくれて「かかと」に校正したのだろうが、 もう少し、日本語に対して配慮が欲しかったな、と思うしかない。 当然、上司も目を通すはずだから「ダブルチェック」を望みたい。 今後、投稿する時には、ルビを付けようかな。(笑)
P.S. 掲載原稿が気になる方へ http://www.enpitu.ne.jp/usr3/39016/diary.html
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