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| 2014年02月13日(木) ■ |
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| 小さい時に厳しく、成長とともに徐々に緩める |
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本日、皇太子さまが、わが町を訪れたことを記念して、 書籍「おかあさん」(丸山敏秋著・新世書房刊・295頁)から。 ある講演を聴いて、この本が紹介され、興味をもった。 「おかあさん」という言葉は、温かみがある単語であるが、 なぜか恥ずかしくて、なかなか使うことが少なかった気がする。 筆者と多くの方の対談で、メモは予想以上に増えたが、 「おかあさん」と結びつかなかった皇后陛下の子育てについて 書いてあった話が印象に残った。 「美智子様の子育ては、小さい時に厳しく、 成長とともに徐々に緩めるという方針だったようです。 そして、一番の基本は『人間として立派であること』、 将来の皇位継承者として、どのような環境にも耐え、 凛とした態度を貫く強さを持たせることでした」 この部分は、皇族に限らず、私たちだって真似したいこと。 だから、逆の視点で考えると「小さい時に甘く、 成長とともに徐々に厳しくするという育て方は、 人間として立派であること、に遠のいてしまう気がした。 いくら親がこのことに気付き、厳しく育てようとしても、 孫可愛さで、祖父・祖母が甘やかしては、 立派な人間に育つことも出来ない、と認識して欲しい。 「三つ子の魂百まで・・」と教わっているのに、 どうして現実はできないのだろうか。(汗)
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