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しもさんの「気になる一言」
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2014年01月25日(土)
大喜利は、チームワークの笑い

第5回清水町地域交流センター寄席・泉のまち古典芸能鑑賞会、
出演は、真打(三遊亭楽之介さん、三遊亭全楽さん、三遊亭楽生さん)
二つ目(三遊亭橘也さん、三遊亭好の助さん)らの噺家5人と
バイオリン漫談(マグナム小林さん)。
同じ噺家でも、こんなにいろいろな話し方があるのか、と思うほど、
それぞれが独特のリズムやスピード、声の大小や艶、色気、
さらに間の取り方なども違っていて、飽きさせない話芸を持っていた。
東京の寄席以外で、こんなに多くの落語を耳にしたのは初めてだったし、
色物と呼ばれる芸も「紙切り」や「マジック」「漫才」、
傘の上でいろいろなモノを回す大道芸(?)しか知らなかかったが、
「バイオリン漫談」というジャンルに驚かされた。
さらにさらに、今年度は出演者全員で「大喜利」まで開催、
静岡県東部でははじめて、と説明に、言われてみれば・・とメモをした。
最近、全国各地、いろいろな場所で落語の独演会などが開かれているが、
テレビ番組「笑点」でお馴染みの「大喜利」は、なかなか耳にしない。
これぞまさしく、チームワークの笑い、なんだと実感した。
だから今回は「大喜利は、チームワークの笑い」と記したい。
この大喜利、ひとりだけが面白くて座布団を重ねてもつまらないし、
出演者の中でも、ボケ役と突っ込み役があったりして、大爆笑となる。
解答は事前に考えてあるのかと思ったら、本当に即興のようだ。
たしかに、あまり打合せをしてあっても面白くないだろうしなぁ。
その場の雰囲気で、咄嗟に自分の役割を決めている気さえした。
来場者にとって、大満足の「大喜利」だったのではないだろうか。
「大喜利」の演目がある落語会、また探して行ってみようっと。