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しもさんの「気になる一言」
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2013年12月17日(火)
窓を開けるのは、子どもたち自身なのですから

書籍「子どもを本好きにする50の方法」
(さくまゆみこ著・柏書房刊・174頁)から。
1から50まで、なるほど、と思う方法が詰まっていた。
その中から少しだけ紹介しておこうと思う。
(13) 「本屋さんや図書館に慣れておこう」
本屋さんや図書館を、子どもにとって「おなじみの場所」に
なるようにしてあげよう、そんな提言だった。
さらに「マナーを教えることも大切」と書かれていて、
私を喜ばせてくれた。
本が好きになると、自然に本を大切に扱うようになったり、
図書館の使い方もしっかり覚えて、職員と仲良くなったり、
いつ行っても安心できる、楽しい場所になるようだ。
実際に、カウンターに座るスタッフに聞いたら、
本が好きな子は小さくても、バーコードが読みやすいように
並べ直してくれたり、彼ら彼女らなりの思いやりが感じられ、
嬉しくなるという話を耳にした。
そして50番目の方法を読んで、さらに共感した。
(50)「本はさまざまな風景を見せてくれる窓」
「本は窓です。窓を開けると、ここが違う風景が広がっている。
世界を知る窓、言葉を知る窓、人の気持ちを知る窓。
本という窓から外を覗くと、
こちら側とは違ういろいろなものが見えてくるはず
ただし、大人ができるのは、窓を用意することだけです。
窓を開けるのは、子どもたち自身なのですから」
窓を開けた子どもたちの顔を楽しみにしようっと。