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2013年11月06日(水) ■ |
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人を通して本を知る・本を通して人を知る |
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今、巷でジワジワ広がりをみせている「ビブリオバトル」。 簡単に説明すれば「自分の好きな本を5分間で紹介し、 誰が紹介してくれた本が読みたくなったか」を投票で決める。 京都大学で始まったらしい「本の紹介コミュニケーションゲーム」。 紹介の仕方(プレゼンテーション)が、上手い・下手ではなく、 「自分がこの本を選んだ理由を、熱く語る」ところが面白い。 静岡県図書館大会で紹介されたかと思ったら、 すぐに地元紙でも「書評合戦じわり浸透」の見出しで掲載された。 気になる一言は、その「ビブリオバトル」のキャッチコピー。 「人を通して本を知る・本を通して人を知る」 あの人が推薦する本だから読んでみようかな、と思うもよし、 あの本を紹介してくれたあの人に興味が出てきた、でもよし。 そんな出会いが生まれるから、図書館活動は生涯学習の拠点、と 言い切れるのだろう。 へぇ〜、あの人ってあんな本も読むんだぁ、という驚きが、 また、人間味溢れた面を引き出してくれる。 「バトル」と言っても「競争」ではない。 「交流」を目的とした「おすすめ本の紹介」と思えばいい。 「とても興味深い本でした。是非、読んでみてください」 こんな紹介ができる本を選べばいいんだよなぁ。
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