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しもさんの「気になる一言」
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2013年11月04日(月)
3.11(悲愴)から11.3(歓喜)へ

注目のプロ野球日本シリーズ第7戦は、
「東北楽天ゴールデンイーグルス」の優勝で幕を閉じた。
楽天の勝因・巨人の敗因を、解説者のように、
つらつら書き連ねるつもりは毛頭ない。
どうしても勝ちたいと思う気持ちは、どちらが強かったか、
「田中投手の目力VS阿部捕手の目力」
記憶に残すために、そんなフレーズを残しておこうと思う。
今回の気になる一言は、単なる「偶然」では片付けられない、
運命的な数字に注目してみた。
東日本大震災が襲ったのは「3月11日」、
私たちは、ニューヨークの爆破テロ「9.11」と同じく、
衝撃的な日にちとして「3.11」と呼び、
誰もが「3.11」と口にすれば「東日本大震災」のことと理解する。
その「3.11」をひっくり返した「11.3」に、楽天が優勝した。
もちろん、今でも「3.11」の爪痕は残っているだろうが、
その悲愴感漂う数字が、歓喜の数字に変わった、と思う。
文字にすると「3.11から11.3へ」。
ちょっと注釈すれば「3.11(悲愴)から11.3(歓喜)へ」
これだけで、楽天が初優勝した日を思い出せることになる。
第7戦まで熱戦を繰り広げ、国民の気持ちが最高潮に達して、
決着した日本シリーズだった気がする。
これも「神の計らい」だろうか、素晴らしい筋書きであった。