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| 2013年05月12日(日) ■ |
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| 母を恥じた昔を、今では心から後悔しています |
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映画「さくらんぼ 母ときた道」 (張加貝(チャン・ジャーペイ)監督)から。 知的障害者が、子育てをする大変さを、 真っ正面から、私たちに伝えてくれる作品であった。 捨て子だった主人公が、知的障害者の母に拾われ、 まわりから、母親のことを「ウスノロ」と呼ばれても、 何も気にせず、幸せだった日々を、大人になって振り返り、 一所懸命に育ててくれた、知的障害者の母に対して、 その偉大さを実感しながら、 「母を恥じた昔を、今では心から後悔しています」と呟く。 しかし私は、急に降り出した雨の中を、母は娘のために、 自分は濡れながらも傘を持って迎えに行くシーン。 あれだけ嫌がっていたのに、なぜかそれを受け入れながら、 黙って、1つの傘に一緒に入るシーンが忘れられない。 作品中、何度も何度も、父親が娘に諭す台詞。 「母さんのお陰で、おまえはいるんだよ」 この2つの台詞だけで、何年経っても、思い出せる作品と言える。
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