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| 2013年05月11日(土) ■ |
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| 波長の合う作家が好き |
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町制施行50周年記念事業として開催している 「宮西達也絵本原画展」の関連イベント、ギャラリートーク第3弾。 今回は「鈴木出版編集長」波賀稔さんと、 「おっぱい」「うんこ」でお馴染みの絵本作家「宮西達也」さん。 「ポプラ社」の代表取締役社長・坂井宏先さん、 「もったいないばあさん」の絵本作家・真珠まりこさんの対談にも負けない、 編集長ならではの絵本制作秘話が楽しかった。 制作側として、やりにくい作家は?の問いには「〆切を守らない作家」 「頼んだのに断る作家」と笑いを誘ったかと思えば、 やりやすい作家として「〆切を守る作家」と答えるのかと思っていたら、 「波長の合う作家」という答えが返ってきた。 不思議だけれど、これって、なんとなくわかる。 私も仕事をしていて「波長の合う」芸術家、演奏家、職員というのがいる。 これは「好き・嫌い」とはちょっと違う感覚で、文字にするのは難しい。 けれど・・やっぱり「波長の合う」という人間関係というのは、 多くの人と接しなければわからない感覚というのも事実。 理由は難しい・・だけどこうして今でも関係を続けているってことは 「波長が合う」ってことなんだと思う。 編集長は、子どもが喜ぶ絵本を前提に、世の中の流れに迎合しない、 しっかりとした絵本を作りたい、と話してくれた。 彼らの「波長の合う関係」は本人同士しか、わからないけれど、 これは私たちにも応用できる関係でもある。 「波長の合う」スタッフたちは、知らない間に引き合うのかなぁ。
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