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| 2013年02月12日(火) ■ |
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| 王はもっとも重要ですが、守る者が必要なのです |
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映画「三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」 (ポール・W・S・アンダーソン監督)から。 フランスとイギリスの争いも、ピストルではなく 剣が中心だったためか、緊張感は柔らいた。 気になる一言は、物語とはあまり関係ないが、 まだまだ若いフランス王が、チェスをして惨敗。 気持ちのイライラを収めるところがなく、叫ぶ。 「くだらないゲームだ。王は最強であるべきだろう」 終いには、チェスの駒を滅茶苦茶にしてしまうほど。 なんとも我侭なフランス国王だね、と思っていたら、 お相手のリシュリュー枢機卿が、諭すように呟く。 「王はもっとも重要ですが、守る者が必要なのです」 チェスに限らず、日本の将棋にも同じことが言えるし、 ボードゲームに限らず、私たちの関わるどの組織にも、 この考え方は使えるな、とメモをした。 「王がもっとも重要で権力もある」ことを認めながら、 それを補佐する人たち(命を掛けて守ろう)とする人が いるからこそ、王は守られていることを知らせる意味で、 面白いと思った。 「三銃士」といいながら「四銃士」じゃないか、という 突っ込みをしながらも、楽しく観終わった。 字幕で気になったのは、アルコール好きの三銃士が 「WINE(ワイン)」と大騒ぎしているのに、 「酒」と訳されている字幕かな。(笑)
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