初日 最新 目次 MAIL HOME


しもさんの「気になる一言」
しもさん
MAIL
HOME

My追加

2013年02月11日(月)
みな覚悟を決め、わしに力を貸してくれ

NHK大河ドラマ「八重の桜」から。
メモを振り返ると、今回のキーワードは「覚悟」だった。
「京都守護職拝命」も、会津藩にとって致命的だと知りつつ、
受けることを決めた、会津藩主・松平容保が目を潤ませて
部下たちに訴える。
契機となった「会津家訓十五箇条訓」等の細かいことは説明せず、
「みな覚悟を決め、わしに力を貸してくれ」
この必死さが部下に伝わったのだろう、(画面では涙目に・・)
これ以後、誰も言葉を発しなかった。
「覚悟」とは辞書によると
「危険なこと、不利なこと、困難なことを予想して、
それを受けとめる心構えをすること」
「きたるべきつらい事態を避けられないものとして、
あきらめること。観念すること」の2つの意味があるが、
もちろん、前者の意味として使われたのだから、
「会津は強い」と言い切った容保を信じて、力を貸すしかない、
部下たちは心から、そう思ったに違いない。
今回のタイトルは「会津の決意」だったけれど、
メモを整理していて「会津の覚悟」ってのもよかったなぁ、なんて
しっかり「八重の桜」にハマっている自分が可笑しかった。

P.S.
八重と山川二葉の薙刀対決。
今までとは違う強さに驚いた八重に、二葉は諭すように呟く。
(梶原平馬と結婚する)「私の覚悟が、これまでとは違っているのです」
ここでも「覚悟」という単語が出てきた。