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| 2013年02月02日(土) ■ |
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| 音痴に敵はいないから |
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カラオケで、面白い話を耳にした。 音痴の人には、2つのパターンがある。 1つ目は、カラオケなど歌わされる場面が想定できるところへは 極力参加しないパターン。 本人も自覚しているから、わざわざ笑われるのはご免、という。 ごもっともだと、理解出来る。 しかしながら、もう1つは、全く逆のパターン。 「音痴」を武器に、みんなの人気者になってしまうという。 これは私にはなかなか理解できないので、失礼とは思いながら、 好奇心旺盛の性格を押さえ切れず、訊いてみた。 もちろん、はじめは人前で歌うことに抵抗があったらしいが、 1つの言葉で吹っ切れたという。 それが「音痴に敵はいないから」 歌が上手いと、ライバル(敵)は数多いから、ポップスは、あの人、 演歌はこの人、そして、デュエットは私。(汗) そんな、十八番(おはこ)の取り合いで、他人の歌なんて、 じっくり聴いていない人もいるけれど、 音痴は、みんなが大きな声で笑いながら聴いてくれるから、 これからも、音痴をプラスに考えて歌うという。 「音痴」の人には「音痴」の人の歌い方がある。 そう言われた気になって、嬉しくメモをした。 「下戸には下戸の飲み方がある」と、同じだな。
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