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| 2012年12月17日(月) ■ |
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| 食べ物ってのはね、目を閉じて |
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映画「レミーのおいしいレストラン」(ブラッド・バード監督)から。 確かに、料理が苦手な見習いシェフのリングイニと、 料理が得意なネズミ、レミーの友情と成長を描く作品だが、 私は、彼らの関係よりも、食に関する言葉のメモが多かった。 誰の台詞か忘れてしまったけれど「食べ物ってのはね」で始まり、 「目を閉じて、一口かじって、ゆっくり噛んで、味わいながら」 と続くフレーズになるほどなぁ、と思わずにいられなかった。 この作品鑑賞後、私はこの台詞を実行してみた。 驚くことにいつもの「食べ物」が違った味に感じられた。 視覚から入る情報が多すぎて、事前の知識や経験から、 その味を想像してしまう癖がついていたことに気付いた。 「僕の知る限り、食べ物は健康な体に必要なもの」 「1個ずつだと、独自の味。 でも、一緒に食べるとまったく新しい味になる」 「いいパンの見分け方は、香りでも見た目でもなく、 皮の音、聞いて」 「最も新鮮なものは、自家製か生産者を買収する」 「誰でもが、偉大なシェフにはなれない。 だが、どこからでも偉大なシェフは誕生する」・・・ さすがディズニー映画だなぁ、脚本がしっかりしている。
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