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しもさんの「気になる一言」
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2012年12月11日(火)
死に方さえわかれば、生き方がわかる

映画「モリー先生との火曜日」(ミック・ジャクソン監督)から。
映画の話をしていると、この作品が話題に上ることがある。
えっ、この人も?と思うくらい多くの人たちが口にする。
モリス・シュワルツ教授の最後の講義というものらしい。
たしかに、大学の講義を受けているように、
私の残されたメモも多かったのは、事実だし面白かった。
その中で私が選んだフレーズは、意外にも
「死に方さえわかれば、生き方がわかる」
自分が年を重ねてきたからだろうか、
今までも何度も耳にした台詞のはずなのになぜか新鮮だった。
それはたぶん、自分自身の死に方として、
病気や老衰で死ぬことしか考えていなかったからだろう。
しかし、最近の事件・事故をふり返ると、
突然の事故や自然災害によって死ぬことも充分考えられる。
だから選択肢の多い「死に方」を意識すればするほど、
今の生き方を大切にしなければならないと再認識した。
「死ぬ覚悟ができていれば、人生は変わる」

P.S.
あっ、この映画の影響かな?と思われるシーンを紹介。
・大学の試合で(バスケット)「僕らがナンバー1」と応援したら、
モリーが立ち上がり言った。「ナンバー2だとダメなのか」
・「詩の朗読」
彼が死んだら、星の代わりになり、天を美しく飾るだろう。
きっと世界は夜を愛するようになる。