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| 2012年12月12日(水) ■ |
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| 「ピン札にして」「はい、新券ですね」 |
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娘の同級生が結婚するというので、御祝儀を準備することとなり、 私が金融機関に出向いて、窓口でこうお願いをした。 「(結婚式の祝儀にするので)ピン札にして」 返ってきた返事は「はい(かしこまりました)、新券ですね」 この違いが面白くて、その場でメモをした。 もちろん、正式の呼び名は「新券」。 しかし、私たちはシワのない、ピンと張ったお札をイメージして 「ピン札」と呼ぶ。「新品のピン」って意味かもしれないが。 さすがに教育されているなぁ、と感心させられたのは 「私が『ピン札』にして」とお願いしたら 「はい『ピン札』ですね」と返事があると思っていたら、 「新券」という単語がサッと出たから。 「ピン札」という単語は、業界用語ではないだろうが、 生活・友達同士では使う単語だと思うので、驚いた。 会話の基本は、オウム返しだけど、間違った単語は使わない、 そんな姿勢が感じられて、嬉しくなった出来事であった。
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