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| 2012年11月29日(木) ■ |
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| 人は誰も自分の脚で立つべきだと思います。 |
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師走の選挙を控えて、政治のリーダーについて一言。 映画「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」 (フィリダ・ロイド監督)から。 まだ、英国の教育大臣にも首相にもなる前、 父親の影響で議員を目指し、初当選した頃のコメント。 「人は誰も自分の脚で立つべきだと思います。 もちろん助け合いは必要よ。 でも自分で立てる人は立って行動すべきです。 泣き言を言うだけでなく、問題と取り組み状況を変えなければ・・ どこにでも通じることです」 う〜ん、いいこと言うなぁ、とメモが増えたのは言うまでもない。 そして、1979年に英国初の女性首相、その時のスピーチは 「では一言だけ・・」と前置きをして、 「私は英国国民が私に託して下さった信頼に応えます。 争いのあるところに、調和をもたらそう、 過ちのあるところに、真実をもたらそう、 疑いのあるところに、信仰をもたらそう、 そして、絶望のあるところに、希望をもたらそう」 今の日本の政治家に聞かせてあげたい台詞だった。(汗) 「鉄の女」の異名を持つ彼女の孤独感も描かれているが、 リーダーは孤独なものだから、敢えてとりあげないことにした。 フォークランド紛争時「信条を貫くかどうかが問われているのです」と 呟いたあと、(アルゼンチン艦隊を)「沈めて・・」とゆっくり、 そして低いトーンで指示を出したシーンも、印象的であったなぁ。 有事の時こそ、リーダーの資質が問われる・・さすが「サッチャー」。
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