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| 2012年11月27日(火) ■ |
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| 社会が変わると、期待される能力も変わる |
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演題「教室を協室・響室に育てる指導」 (講師・教育ジャーナリスト 梶浦真氏)から。 先日、地元中学校の研究発表会に足を運んだ。 以前から、学社連携・学社融合などと口にしながら、 実は、学校のことを何も知らない自分に気づいたから。 そのプログラムの1つに、梶浦氏の講演があったが、 その中で気になった一言は、 「社会が変わると、期待される能力も変わる」。 ということは「授業も変わる」ということであろう。 教育のあり方も変化してきたという。 「させる学習(教わり)」から「する学習(学び)」、 そして現代は「しあう学習(学び合う)」へと、 少しずつであるが、着実に移り変わってきた。 この視点は、学校教育だけの話ではないと思う。 私たちが仕事としている「生涯学習」の分野は?と 振り返ると、恥ずかしい話だが、胸を張って 社会の変化に対応してきたとは言い難い。 行政の単語としては「社会教育・社会体育」から 「生涯学習」へと変化してきたが、 事業内容はまだ「させる学習」「する学習」が中心だから、 ここらで「しあう学習(学び合う)」へと舵を切らねば。 ハッとさせられたけど、刺激の多い話であった。 少しでも、社会の変化に対応した学びの場を提供したい。
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