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しもさんの「気になる一言」
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2012年11月23日(金)
トイレの前に譜面台(汗)

隣市の地区センターで開催された、地域ふれあいコンサート。
オーケストラ「ファン・ヴァセナール」コンサートから。
テーマは「ヨーロッパ、南から北へ」。
〜ヴァイオリン3本の魅力・その究極の響きとは〜と書かれた
サブタイトルに、ワクワクしながら足を運んだ。
メンバーの1人が沼津市に住んだことのある演奏家だったので、
実現したコンサートらしい。素晴らしい音色を聴かせていただいた。
特に気に入ったのは、プログラムの3曲目、初めて耳にした
「B.マリーニ作曲・3本のヴァイオリンの為のエコーソナタ」は
1人がチェンバロとチェロに合わせて、表舞台でヴァイオリンを弾き、
あとの2人が舞台の裏でこだま(エコー)のように小さな音で弾き続ける。
へぇ〜、こんな曲があるんだ、と喜びながらも、あの2人、
この会場のどこで弾いているんだろう?と気になったら、演奏者が
「トイレの前で弾いてます」と笑いながら種明かしをしてくれた。
冗談でしょ?と思っていたが、休憩時間にトイレに行ったら、
確かに「トイレの前に譜面台」があった。(汗)
これは、笑っていいのか、驚いていいのか、ちょっと戸惑った話。
しかしアンコール曲、パッヘルベル作曲の「カノン」で気持ちが軽くなり、
東日本大震災の復興支援ソング「花は咲く」で涙腺が思いっきり緩んだ。
ヴァイオリンって、こんなに心を揺さぶる楽器なんだな。