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しもさんの「気になる一言」
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2012年09月20日(木)
性別の曖昧な作家になりたいんです。

書籍「私の中の男の子」
(山崎ナオコーラ著・講談社刊・193頁)から。
主人公の若手女流作家・雪村は、どこか憎めない
存在感があるな、そんな感想を持って、読み終えた。
偶然、私が図書館に行った時、新刊コーナーにあり、
何気なく手にとってしまった、という書籍であり、
正直、あまり期待せずに読み始めたのだが、
飄々とした行動や考え方が、妙に親近感を覚えた。
読後に残された多くのメモを読み直すと、
これかな、っと思えるフレーズにぶつかった。
「性別の曖昧な作家になりたいんです」
「私の作品の持ち味である『性別を越える陶酔感』を」
若い女性が書いたのに、
「男の人に『俺のための本だ』と思ってもらいたいんです」
そんなフレーズが気になった。
私はそこまで意識していないが、文章に性別なんて関係ない、
書いた人の性別が必要なのか、と思うことはあり、
彼女の言葉を借りれば、
「女の人に『私のための本よ』と思ってもらいたいんです」