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| 2012年07月04日(水) ■ |
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| 「お〜いと言えばお茶」「ねぇと言えばムーミン」 |
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書籍「舟を編む」(三浦しをん著・光文社刊・259頁)から。 読んだ人から「下山さんが頭に浮かびましたよ」という感想を 何人かに言われ、読む前から期待の小説となった。 主人公の「馬締(まじめ)」には、妙に親近感を覚えたし、 言葉に対する「こだわり」と「執着心」は、 なるほど・・似ている、と自分でも可笑しくなった。 そんな中で私が選んだのは「つうと言えばかあ」の例え。 もちろん意味は「お互いに気心が知れていて、 ちょっと言うだけで、相手にその内容がわかること。 気持ちが通じ合って、仲のよいこと」 略して「つうかあ」。「つうかあの仲」という使い方をする。 「つうと言えばかあ」その雰囲気・ニュアンスを伝えるのに、 「お〜いと言えばお茶」「ねぇと言えばムーミン」。 今の人にはわかりやすい・・と類語だな、と苦笑いした。 うん、こんな辞書があったら、是非、買いたいと思う。(笑) 「言葉を言葉で説明する」役割の「辞書」という書物。 「辞書は、言葉の海を渡る舟だ」と言い切り、 辞書編纂の作業は「海を渡るにふさわしい舟を編む」こと。 「太古から未来へと綿々とつながる人の魂を乗せ、 豊穣なる言葉の大海をゆく舟を」・・なるほどなぁ。
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