
|
 |
| 2012年06月09日(土) ■ |
 |
| いいものに(たくさん)出会いたい |
 |
第151回泉のまちカレッジ、講師「木版画家・牧野宗則さん」 演題「自然の命の輝きと木版画の世界」(伝統のモダン)」から。 昨年「木版画展」を開催したいただいた時から、 わが町の芸術活動には欠かせない存在となった彼の話は、 小学校5年の頃、絵の魅力(役割・力)を知ることになった、 父親の病気から始まり、中学校時代の浮世絵版画との衝撃的な出会い、 そして高校時代、版画の魅力に取り憑かれ、夏・冬・春休みに、 毎回、京都まで足を運び、職人に可愛がられた話など、 普段は、ひとり黙々と作業を続ける芸術家の心のうちを、 ちょっぴり垣間見ることができて、あっと言う間の2時間であった。 いつものように、私のメモは溢れたが、今回の講演で気付いたことは、 彼の「行動の判断基準」とでも言うべき、生き方であった。 講演の後半、何度も口にした「いいものに(たくさん)出会いたい」。 表現こそ違うが「いい出会いのために、一所懸命生きている」 「自分の技量にあった、いいものを探したい」 「いい作品のためには、いいものに出会いたい」 職人にありがちな「飲む・打つ・買う」は一切せず、 道楽という道楽もせずに、絵を描き、木を彫り、和紙に刷る。 時には頭の中で「葛飾北斎」と会話をしながら・・・。 先日、54歳を迎えた私も、未熟ではあるけれど、 「いいものに(たくさん)出会いたい」という考え方を念頭に、 いい音楽、いい景色など「いいものとの出会い」に没頭してみたい。 悪いものが入ってくる隙もないくらいに・・。 お気に入りのものに囲まれて、いいものとの出会いを求める生き方、 何かに迷った時の「判断基準」も、きっとこれでいいはず。 最近、モヤモヤしていたものが、吹っ切れた講演会であった。(感謝)
|
|