
|
 |
| 2012年04月24日(火) ■ |
 |
| 石炭が産出できなかったから、自然が残った |
 |
今、イギリスで最も美しい町といったら、 「英国・コッツウォルズ」を挙げる人が多いだろう。 「英国一」ではなく「世界一」だと評価する人もいるくらい。 実は、このコッツウォルズをコンセプトにしている結婚式場もある。 それくらい、この街は優しい温もりが人々の心を癒すらしい。 コッツウォルズの中でも「王冠の中の宝石」と称される チッピング・カムデンは、昔の面影がそのままに保存されている 歴史的にも重要な町の一つだというが、先日、面白い話を耳にした。 コッツウォルズは古い歴史を持ち、羊毛の交易で栄えていたし、 今では、その景観を活かした観光業が盛んになっており、 毎年多くの観光客が訪れていることは周知の事実である。 特に、黄色みを帯び「蜂蜜色の石」「ライムストーン」とも称される 石灰岩「コッツウォルズストーン」を使った建物群が、 特徴的な景観をなしている、と紹介されているが、 その影には「石炭が産出できなかったから自然が残った」ようだ。 周辺の街は、多くの石炭が産出され、どんどん開発されていったが、 コッツウォルズは、資源がなく相手にされなかったらしい。 その結果、今では皆が羨むほどの自然が残った・・という話。 中途半端な自然、中途半端な開発こそ、自分たちの首を絞める。 どん底まで落ちてみる、それで見えてくる「宝」もあるはずだ。 観光に携わる人たちに、多くのヒントを与えることにならないだろうか。
|
|