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| 2011年10月12日(水) ■ |
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| パチンコは「アミューズメントセンター」ではない。 |
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書籍「なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか」 (若宮健著・祥伝社刊・215頁)から。 著者は、日雇い労働者、その日暮らしの自営業者、世間知らずの主婦、 無力な老人といった社会の弱者がターゲットと言い切る。 ギャンブル産業は、市民の糧を餌にして成長しているので、 韓国政府は、国民の幸せのために、禁止すべきものは禁止した、と。 日本には、そんな動きがないことに、大変ご立腹の様子である。 私は、日本と韓国の政府や国民の違いよりも、 著書の中に書かれていた、フレーズが気になった。 「パチンコは『アミューズメントセンター』ではない。」 さらに「恐ろしいバクチ場なのである。」と続いている。 そこでネットで調べてみると「アミューズメント」とは、娯楽。楽しみ。 英単語としての「amusement」は(〜を)楽しんでいる状態、おもしろさ、 楽しみごと、気ばらし、娯楽・・と意味は続いた。類語では「慰安」。 どんなにお金を使おうと、パチンコ依存症になって破産しようと、 当の本人が「ストレス発散や娯楽として楽しんでいる」と言うなら、 『アミューズメントセンター』(娯楽場)は間違っていない。 しかしながら、平日の昼間から、若い人たちや主婦が、 パチンコ屋に入り浸っている光景は、世界では異常である、と言う 意見には少なからず賛同できる。 「給食費が払えない。殺人。児童虐待。自殺」などの理由が、 パチンコ・・と決めつけるのは、ちょっと無理がある気もする。 だから韓国が正しい、日本は間違っている、という断定は引っ掛かった。 「パチンコの儲けで家を建てた」って話は耳にしないから、 日本人は、ほどほどにパチンコを楽しんでいる気がする。 それにしても、書籍のタイトルは刺激的だったなぁ。
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