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| 2011年05月15日(日) ■ |
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| あなたの心だけは/流されないで |
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「被災地のあなたに」と題した、 白寿の詩人、柴田トヨさんの詩の一節である。 (詩のもつ魅力「改行」を変えてしまってすみません) 「最愛の人を失い/大切なものを流され/ あなたの悲しみは/計り知れません/ でも 生きていれば/きっと いいことはあります/ お願いです/あなたの心だけは/流されないで/ 不幸の津波には/負けないで」 この詩を読んで、私の心が大きく動いた。 これだけの被災を受ければ、誰だって途方にくれる。 先行き不安の未来を抱えて、身も心もくじけそうになる。 その気持ちを汲み、彼女は呟いたに違いない。 (どんなに辛くても)「あなたの心だけは 流されないで」 99歳での詩集「くじけないで」と変わらぬ口調で。 私が、被災者や病人に対して、今まで口にしていた台詞、 「頑張らなくてもいいから、負けないで」もいいけれど 「心だけは流されないで」は、もっといいな。
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