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| 2011年01月06日(木) ■ |
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| でもなぁ、波に乗っている奴らの方が辛いかもしれん。 |
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映画「沈まぬ太陽」(若松節朗監督)から。 会社の労働組合委員長で頑張りすぎたために、 左遷されたり、冷遇されている父親に向けて、息子が呟く。 「父さんは、波に逆らってばかりいるから・・」 しかし「諦め」とは違う感覚で、ぼそっと父親が語る。 「でもなぁ、波に乗っている奴らの方が辛いかもしれん。 波から落っこちないように、必死でしがみついて」 この台詞は、胸に響いた。 どちらが、正しいとか、間違っている、そんな話ではない。 辛さの質が違うだけで、どちらも「辛い」というわけだ。 だからって「辛い」のを避け、どちらにも与しない方が、 私には、つまらないと思う。 波が近くまできていたら、逆らってぶつかってみるか、 思い切って乗ってみるか、どちらかに挑戦して欲しい。 いつまでたっても、自分に都合のいい波なんて来やしない。 陸(砂浜)で、波を眺めているだけでは、 本当に意味の「波の楽しさ、波の怖さ」を味わえないから。
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