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| 2009年08月04日(火) ■ |
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| 「愛情が足りない」は、危険なアドバイス |
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ある本でメモした「発達障害」に関する話題。 子どもが犯罪を犯すと、周りは決まったように 「親の愛情がたりないんじゃないの?」と口にする。 反省した親は、悪いことをするたびに、一所懸命愛す。 それによって、子どもは「悪いことをすると愛される」と 錯覚して、悪いことを繰り返す。 悪いことをすると、親に、愛してもらえるから・・。 笑い話ではない、これが現実の世の中の一面でもある。 「発達障害」で起きた事件を「親の愛情不足」とすりかえるのは、 ますます、事態をややこしくするだけだと思う。 もちろん、一般の人に、そんな専門的な話をしても・・・と思うが、 最低限の知識を身に付けないと、何気ない一言で、 彼らとその家族を追い詰めてしまっていることを、理解したい。 「不器用な生き方しか出来ない人たちがいる」 少なくとも、それだけは覚えていて欲しい。
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