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しもさんの「気になる一言」
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2009年07月21日(火)
学而時習之、不而説乎

書籍「論語一日一言」(村山孚著・PHP文庫刊・388頁)から。
論語といえば、まず最初に思いつくのは、このフレーズ。
(学びて時にこれを習う、よろこばしからずや)
「学ぶ、そして折にふれ実践してみる。
こんな楽しいことがあろうか。」と訳されることが多い。
本書でも、1月1日に掲載されている。(汗)
「学習」は、この句を縮めたものとして有名であるが、
この句は「学ぶ」ことだけでは「学習」とは言わない。
実践してこそ、初めて自分のものとなることを示唆している。
今日までの長い間に、世界でどれだけ多くの人が、
このフレーズを学んだことだろうか、計り知れない。
しかし、実践まで及んだ人は、どれだけいるのだろう。
最近「論語」が妙に、心に残ることが増えた。
悲しいことに、この歳になるまで
「論語」の素晴らしさを理解できなかったことかな。
「学習」って、そういうことだったのか、なるほど(笑)。