初日 最新 目次 MAIL HOME


しもさんの「気になる一言」
しもさん
MAIL
HOME

My追加

2007年07月23日(月)
目標がその日その日を支配する

書籍「ひたむきに。松坂大輔、超一流への道 single-minded」
(横浜高校教諭・渡辺元智著・双葉社間・222頁)から。
メジャーリーグ・レッドソックスの松坂大輔投手を育てた
横浜高校野球部・渡辺監督の本である。
指導者としての心構え、そして松坂投手に教え続けた心構えとして
このフレーズが紹介されていた。
大正時代の思想家・後藤静香さんの「第一歩」からの引用のようだ。
「十里の旅の第一歩 百里の旅の第一歩 同じ一歩でも覚悟がちがう。
三笠山に登る第一歩 富士山に登る第一歩 同じ一歩でも覚悟がちがう。
どこまで行くつもりか どこまで登るつもりか。
目標がその日その日を支配する」が全文らしい。
「富士山に登るには、それなりの準備が要る」ということなのだろう。
目標が高ければ高いほど、そのための努力・準備が必要になり、
途中、いろいろな困難が待ち受けているに違いない。
でも、富士山に登りたい、という強い気持ちが、
その障害をも、苦労・大変と感じさせなくさせるのだろう。
自分で決めた「目標」の為に、今日は何をすべきなのか、
自分で考えなさい、自ずからすることが見えてくるはずだから、
そう教えられたような気がする。
私のお気に入りのひとつに入れたいフレーズとなった。