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| 2007年07月11日(水) ■ |
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| 竹は節があればこそまっすぐに成長する |
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「不動心」(松井秀喜著・新潮新書・189頁)から。 松井選手の手記なのに、彼のお母さんの言葉に引っかかった。 彼がスランプだった時に、思い出したという母のアドバイス。 それが「今は竹にたとえると節の時期です。 竹は節があればこそまっすぐに成長するのです」だったらしい。 技術的なことは、何にもわからない母であるが、 子どもを見守る親としての優しさが伝わってきた。 竹の節の役割なんて考えたことがなかったし、 一年間の成長の節目くらいにしか考えていなかったが、 実にうまいこというなぁ、とメモをした。 もし、あの竹の節がなかったら、竹は、どんな方向へ どんな勢いで伸びていくのだろう。 今、打てないのは、スランプではないのです。 まっすぐ成長するための土台作りをしている時期ですよ。 気にする必要はまったくありません。 母は、息子にそう伝えたかったのだろうか。 心温まる母親のアドバイス、胸が熱くなった。
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