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| 2007年07月12日(木) ■ |
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| 感情を口や顔に出すと、その感情に負けてしまう |
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もうひとつ「不動心」(松井秀喜著・新潮新書・189頁)から。 タイトルでもある「不動心」を持った人間でありたい、と、 何度となく表現を変えながら、彼は読者の私達に主張している。 「人間だからイライラするのは仕方ないでしょう。 しかし、態度に出さない、口に出さないことはできます。 態度や口に出してしまうと、気持ちが乱れ、 バッティングが乱れ、自分が苦しむことになる」 だから「故郷・白山のような強く動じない心」が欲しい、 と彼は言う。 富士山でないところが、石川県人らしいし、松井選手らしいな。 「どんな技術やパワーよりも、 逆境に強い力を持った選手になりたい」と心から願っている、 彼が最後に例えた、 古代ギリシャの数学者で哲学者のピタゴラスの言葉、 「怒りは無謀をもって始まり後悔をもって終わる」のフレーズが、 私の記憶に残ることになった。 そういえば、私の周りにも・・・。(笑) 「喜怒哀楽」が顔に出る方が人間らしい、と以前は思ったものなのに、 今は「不動心」に憧れる。 私も少しは、大人になった証拠かな。(汗)
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