
|
 |
| 2007年06月12日(火) ■ |
 |
| 記憶を捏造するのは、本人である |
 |
書籍名が不明だが、吉本ばななさんが書いた本の一節。 今年のはじめ、脳ドックの検査結果を聞いてきたばかりの私は、 確かになぁ・・と頷くばかりであった。(笑) いい話も、悪い話も、面白い話も、悲しい話も、 自分の人生を語る時、その記憶は本人が一番詳しいが 逆に、本人だからこそ怪しいともいえる。 大恋愛をしてさ・・バブルで大もうけしてさ・・ 海外に留学してね・・宝くじが当たってさ・・ 自慢話の多くは、本人の記憶の捏造によるところがある。 そう考えると、大量のアルコールを飲んだ翌日、 「2次会から、まったく覚えてない」等の台詞は、 この記憶の捏造に違いない、と苦笑いをした私。 体験から推測しても、全然覚えていない、というのは どうみても考えられないからだ。 記憶がない、覚えていない、は、思い出したくないこと、 だから、本人が記憶の捏造をしているんだと思う。 いつも口癖のあの人に尋ねてみようかな?(笑) と思ったが、私の回り、該当者が多すぎる・・困った。
|
|