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| 2005年02月24日(木) ■ |
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| 西洋は修復文化、日本は修理文化 |
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千利休伝来の「侘び茶」の極意を守ると同時に、 利休の茶の湯の作法を武家風に改革発展させた大茶人、 古田織部さんの特集で見つけた文化の違いである。 意味を調べると、 「修復は、破損個所を元のように直すこと」 「修理は、繕い直すこと」とある。 壊れたものに対して、西洋は、 どこから見てもわからないように修復する。 だから、器などはもう一度、使うことができない。 それに比べて、日本は、多少形は変わろうが、 もう一度、使えるように修理する。 これは、古い歴史だけでなく、 戦前の継ぎはぎだらけの服が象徴するように、 つい最近まで、修理の文化が根付いていたと思われる。 しかし、どうだろう。 最近では、まだ使えそうな電化製品までが、 タイプが古くなったからの理由で、 粗大ゴミ置場に放置されることも珍しくない、と聞く。 「修理・修繕」という言葉が、死語ならないように、 私たちは、次世代に伝えていかなければならない。
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