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しもさんの「気になる一言」
しもさん
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2003年12月28日(日)
性格と性分は違う

anego(林真理子著、393頁、小学館刊)を、
なんと半身浴をしながら朝風呂の中で読み終えた。
33歳の独身女性が主役のこの話、
溢れる恋愛ネタ・不倫ネタに、私のメモ帳は真っ黒になった。
しかし今回は、読者の期待を裏切ってなるほど、と思った一言。
「性分」とは、
その人間の持っているパーソナリティに宿命が組み合ったもの。
「性格」は変えることが出来るけれど、
「性分」は変えることが出来ないから、
もうイヤだ、イヤだと思いながらもそうしちゃう、という感覚。
自分の周りを眺めてみた。
よく「小さな親切、大きなお世話」と言いたくなるような人がいる。
頼むから、そのお節介やめてくれぇ、と思う人もいる。
それはたぶん、その人の「性分」だから、本人にも止められない。
カチンとくる行動も、性格ではなく性分なんだと理解しよう。
たぶん、この台詞で納得してしまう人が多いはずである。
なにもそんな細かいことまで指摘しなくても・・と思う人も、
焼肉や鍋料理の時、鍋奉行よろしく、なぜか仕切る人も、
そういう性分なんだと考えるだけで、彼らの行動が許せてしまう。
人間関係の基本は、どれだけ自分と違う行動を許せるかだろう、
そんなことを考えた時があったが、
このフレーズが大きなヒントとなった気がする。
年末にきて、林真理子さんから戴いた言葉のプレゼントとしたい。