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| 2003年12月06日(土) ■ |
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| おい、そこの傘、どけ!! お〜い、どけよ!! |
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プロのカメラマン魂を見た一言であった。 その一言は、しずおか市町村対抗駅伝のゴール、 草薙陸上競技場のゴール地点で、怒鳴り声となって発せられた。 降りしきる雨に耐えながら、ベストポジジョンを陣取り、 自分の身体より、カメラに気を使いながら、ある場面を待つ。 優勝ゴールの瞬間、アンカーが仲間達と抱き合って喜ぶシーン、 誰もが、連写で撮りたくなるシーンを待ち構えていたのは、 報道・広報としてカメラを手にしている人達にしかわからない、 なにか緊張したものがあった。 そして1位の浜松市がゴールし、私たちの予想通り、 アンカーがタスキを繋いできた仲間達もとへ、駆け寄ってきた。 絶好のシャッターチャンス、誰もがそう思った瞬間、 満面の笑顔で抱き合う選手と報道カメラマンの間にひとり、 黒い傘をさして、視界をふさぐマスコミ関係者らしき人が・・。 そして、この台詞が生まれた。 シトシト雨だったから、傘もささずに、この瞬間を待っていた。 それが、同じマスコミ同業者に潰されたという悔しさが 痛いほど伝わってきた。 頼むからインタビューなんてあとにしてくれ〜、 そんな悲鳴にも似た想いが伝わってきた。 雨にも濡れず、大きな傘をさして競技場にいる奴等に、 この気持ちは絶対にわからない。心からそう思った。 こちらは、真剣勝負なんだぞ、という熱い想いを彼から教わった。
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