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しもさんの「気になる一言」
しもさん
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2003年10月27日(月)
大きい声で応援したのは、オリンピック以来だよ

ベンチに座り、フィルムを入れ替えていたら、
スポーツには縁がなさそうな高齢者が、
興奮しながら私の前を通ったので、思わず声を掛けた。
「ホッケー、面白いですか?」と尋ねたら、
「ルールもなんにもわからないけれど、
やっぱりうちに泊まっている選手だからね。応援しなくちゃ・・」
と、もう自分の孫を応援するかのような大きな声で
「よかったよ、応援のしがいがあるもの」と話してくれた。
「おかげで喉がかれちゃった」と言いながらも、
本当に嬉しそうに私に話してくれた台詞が、気になる一言。
観光地でもないので、宿泊施設がほとんどないわが町は、
国体選手を地域の人が手分けして、自分の家に泊まらせる方式、
いわゆる「民泊」という形で対応している。
もちろんメリット・デメリットがあるが、こんなフレーズを聞くと
町民にとってよかったな、と心から思った。
相手が静岡でも、私たちの地区は敵チームだから・・と言いながら
他県の選手を精一杯応援する光景は、私のシャッターチャンス。
国体マスコットを描いた手作り帽子をかぶる保育園児の声援から
自分がどっちのチームを応援しているのか
わからなくなってしまうほどの高齢者まで、
「ホッケー」というスポーツを通じて、町民が元気になっている。
「明日は、どこ対どこ?」なんて会話が聞こえてくる雰囲気こそ、
私たちの望んでいた国体の姿であるような気がする。