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| 2003年06月02日(月) ■ |
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| 一所懸命やったから、悔し〜い |
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何気なく見ていた、TV番組の中から・・(再放送かも) 小さい幼児が、初めてのお買いものに行く企画番組。 いつもあの思いがけない行動に、目を細めながら見ていたが、 今回の女の子は、しっかりしていた。 頼まれたものをしっかり買い、その帰り道、荷物を落としてしまい 玉子がいくつか割れた・・普通は「あ〜あ」で終わるシーン。 4歳の彼女は、せっかくパパに頼まれた買い物を 完璧にできなかったことを嘆き「くやし〜い」と泣いた。 私は、最近泣きたくなるほど「悔しい」と思ったことが浮かばない。 それはたぶん、自分で自分に言い訳をし、こんなものだな・・と 諦めたり、中途半端な結果で満足しているからだろう。 彼女の一所懸命さが、私の胸を強く打った。 今まで「生き方に完璧を求めることは良くない」と自分で理解し 「時には、自動車のハンドルのように『あそび』が必要だ」と 人生をわかったような顔をしていた気がする。 もう一度、何かに「一所懸命」打ち込み、 うまくいかない時「悔し〜い」という気持ちを味わいたいな、と 思った番組であった。
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