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| 2003年06月03日(火) ■ |
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| また、地上から星が消えた |
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東京池袋のサンシャインプラネタリウムが、 25年の歴史に幕を閉じたことをニュースの特集で知った。 そして、番組の最後に流されたフレーズが、 私の脳裏から離れなかったので、気になる一言とした。 星好きの私も、何度か足を運んだ思い出がある施設だから 寂しさはひとしおである。 巷では、中島みゆきさんの「地上の星」が、 連続100週ランクインとかで話題になっていたのに・・と思いながら 久しぶりに歌詞をじっくり眺めてみた。 そこには「すばる」「銀河」「ペガサス」「ヴィーナス」 「ジュピター」「シリウス」等、天体の固有名詞が、 インパクトのある響きを持って配置されていたが、 こんな素敵な単語も忘れられてしまうのだろうかと不安になった。 私は、ストレスが溜まりやすいこんな時代だからこそ もっともっと宇宙に関心を示して欲しいと願う一人であるし、 大人から子どもまで、自然の大きさを実感できる宇宙を これからの教育の基礎としたらどうだろうか、と考えていたから 余計に淋しくなった。 「しし座流星群」で、多くの人が空を眺めることを覚え、 NHKの朝の連続番組でも「宇宙飛行士」について取り上げた。 今回は、国や東京都で補助金を出してでも、支援して欲しかった。 (りそな銀行に公的資金を当てるくらいなら・・・) それくらいプラネタリウムは、必要な施設であると今でも思っている。
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