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| 2003年05月07日(水) ■ |
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| 「悩」は「心を箱にツメ」と書く |
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たぶん、誰かのホームページで見つけた台詞だった。 (またまた情報源が不明。 携帯電話のメモ機能に書き出されていたところから推察すると システム手帳が手元になかったらしい、すみません) 今までも何度か、漢字の面白さに触れてきたが、今回もそのひとつ。 いつもは「忙しくて悩んでいる暇もない」とぼやいている私であるが、 この台詞は、なぜか心のアンテナに引っかかって離れなかった。 「悩」という字。 字の形からして、悩んでいる雰囲気を持っているが、 「悩む」を辞書で引いてみると (1)結論が出せなくて苦しむ。思いわずらう。 (2)肉体的な苦痛で苦しむ。病む。 (3)動作の進行がうまくいかなくて苦しむ。 などの意味がある。 また、「やくさむ」とも読み 「病気になる。わずらう」の意味があるという。 悩むことは、病気になるのと同じ事なのかも知れない。 言い換えれば「心を箱にツメるから、悩むことになる」 逆に考えれば、何事もうまくいかなくて苦しくても、 心を箱にツメない努力と工夫をしたい。 そうすれば「悩」まないですみそうだから・・。 とにかくも自分の枠(ハコ)で解決しようとせず、誰かに相談したり、 何でも話せる人を探して、最後のフタをしないようにする。 そんなことが、悩まない方法なのかもしれない。
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