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| 2003年05月08日(木) ■ |
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| 「2次感染」するくらいの文を書きたいですね |
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広報の基礎研修の講師が、呟いた台詞である。 確か「読ませる文章のまとめかた」の章だったと思う。 文章の上手い、下手ではなく、 読者が暫く覚えていてくれる記事を書きたいものですね、と 彼は説明してくれた。 そして、出来ることなら 「読者が、家族や恋人達に、読んだ内容を伝えてくれるくらいの 内容を目指したい」と。 「病気の2次感染」は御免だけれど 「言葉の2次感染」は私達、書き手にとってこんな嬉しいことはない。 逆に、読みやすくリズミカルな文章は、す〜っと入るけれど すぐに忘れてしまう。だから、2次感染は期待できない。 やはり、インパクトのある言葉を丁寧に選び、 「そういえば、面白い話を聞いたよ」と伝えてもらえるような文章に 憧れる。 気がついたら、私がしていることも「言葉の2次感染」。 もっともっと、素敵な言葉、勇気が出る言葉などに触れながら、 全国に、いや全世界に蔓延させたいと思う。 私の生きた証として。
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