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2004年08月31日(火) 自然と目が覚めた朝


早く眠ったせいじゃないのに
目が覚めてしまいました。
窓の向こう側で大暴れしている台風に
起こされたような気がします。
近くの大きな木が
黒くて激しく揺れているのが不気味でした。


地震などは小さいものでしたら
寝ている間は特に感じない体質で
先日会社の同僚に
彼女「夜中地震があったよね」
私 「震度どのくらい?」
彼女「2くらいかな」
私 「・・・全然起きられなかったよ」
我が家は自然災害に絶えてしまう
家系なのかなと考えてしまったり。


ここ数年朝早く起きるのは
日中は自分のことより
家族の事優先事項が多いのです。
家事で補えない部分を行ったり
家族が寝ているので
静かな家の中で自分の時間が出来る
そんなメリットを見つけて
しまったのかもしれません。


目覚ましや人に起こしてもらうより、
自然体で目覚めた方が
心身ともに目覚める感覚に磨きがかかります。
朝起きてやりたいことをやる為に
自然に目覚める朝を迎えられるのは
とても幸せな事に思えるのです。


2004年08月30日(月) 手紙を出しての安堵感


ある私のメッセージの件で
数ヶ月ぶりに東吾が手紙が舞い込んできて
私自身彼の思わぬ行動で少々戸惑いました。
素直に今の状況を手紙にしたためて送り
彼から「ありがとう」のタイトルの手紙がきました。

*****

ここの場所は
日記サイトが閉鎖されるという事で
こちらに引越してきた場所でした。

その時私の心の中に居た人、
東吾とのその後の話を中心に
展開して書かせて頂いていました。

今年に入ってお互い言葉を置いて
生活をする日々を迎えていました。
自分の出した手紙で私は
大切な人を失う経験があり
過敏になっていましたから
最初の数ヶ月は暗いものだったと
記憶しています。

時折東吾の姿を遠くから眺めて
寂しく感じておりました。

しかしある時から
毎朝の携帯メールを気にしなくなりました。
ふと心が寂しくなくなったのを
気がついたのです。

それはたぶんやっと
彼のやる事成す事を
心の底から遠く離れて眺める事ができた
そんな感じがするのです。

そう恋人という立場ではなく
東吾の綴っていく文字の
魅了された一人として
やっとなれたような気がするのです。

******

彼の行動は確かに驚きましたが
自分を守ることなのかもしれません。

手紙は書き方を間違えれば
心のどん底に相手をつきおとしてしまう
可能性もあります。
自分ばかり話しても駄目なのです。

しかし
東吾は曇った気持ちを
包み隠さず伝えてくれた事
私の拙い文字を受け取った
そして理解して下さった事感謝しています。

今はこの状態で良い。

恋人の関係を結んでいた私達は
遠い空の下で
互いの幸せを祈る関係になったのです。


2004年08月29日(日) 踏み出す、新たな一歩


偽りで好きと言われるよりは
素直に心のままを伝えてくれて

ありがとう

私は踏み出します。
新たな一歩を


2004年08月28日(土) 自分が褒められるよりも嬉しい事 / わたしはここにいるから


先日私の文章を読んでくださる方が
また一人増えお礼のお手紙を書いた時のことです。

後日その方が過分な言葉をかけて下さって
天に昇るような想いだったのに
その上褒め殺し文句を下さったのです。


それは東吾の事を知的な方なのでしょうねと
手紙に書き添えていらっしゃった事でした。


それは彼女に私は好きな人がおり
その彼の書く文字に惹かれていますと
手紙で書きそのお返事なのでした。

それは彼女に東吾の手紙を見せたはずも無く
他に教えた覚えがないのに
彼女は私の文章を高覧して下さった
配慮の言葉だったのだろうと推察しています。

かと言って
彼女に東吾の文字を見せる術がないので
一人地団駄を踏むしかないのです。
悔しい事に手元の彼から来た手紙は
私一人で味わうものになるからです。残念です。


自分の事を褒める事よりも
恋人や家族の事を褒められる方が
とても嬉しく気分が高まるのは
何故なんでしょうね。

見せびらかすということではなく
たぶんその人の嬉しさが
より嬉しく感じる心を持っているから
喜びを分かつ事が出来るからなのでしょう。

***

ありがとう、そう叫びたい。
彼女のおかげで好きな人の想いを
また再確認出来ました。



--------------------------------------------


東吾へ

二人は離れて過ごしていますけれど
でも君を感じて今も過ごしています。
一時期辛かった時期もあったけれど
今の心の内は穏やかで静かです。

君の心の内は揺れている様に見えました。

私はここにいます。

君の負担になっているだろうか
君の中で邪魔していないだろうか
ここに書くことをなるべく控えるようにしました。
それがよくなかったのでしょうか・・・。

私は駆け引きすることも
甘える事も苦手で
君にはわかりづらい一面も
私には持っているのかもしれません。
直球しか投げられないのです。
つらいよね、受け取る君も。

でもね
君の気持ちを、君への言葉を
少しでも私の中から伝えようと思います。

喜びを味わえる事
そして許しあえる事
お互いの存在を
大事にしよう

君はちゃんと
私の中にいるから

君のやりたい事が落ち着いて
君が目の前の私を
受け取める準備が出来たら
私は何も言わずに
君の胸の中に飛び込んでいきたい。

それは今までとは違った形で

瑠唯


2004年08月27日(金) お互い様の関係


先日美容室で
いつもはおちゃらけたお話ばかりなのに
真面目な話で私の担当の人と
盛り上がってしまいました。


先日その担当さんのところに
それは朝の8時というはやさです。
電話で予約した
初めてのお客様が見えました。

その女性は結婚式が午前中にあり
髪をアップにしたいとのことでした。
何年もカットを彼女の担当されていた
美容師さんは「時間外なので出来ません」
との一点張りでした。

仕方なく彼女は
住んでいる街のあちこちくまなく
美容室に電話をいれたのだそうです。
断りの電話ばかりで気が滅入ったとの事。
「時間外料金もらってもよければ」との
私の担当の美容師の返答で
胸を撫で下ろしたようでした。


「なんだか理不尽な話だね」
何年もお付き合いしているのに
何故拒否するんだろう。
考えても私には理解が出来ず
怒りがこみ上げてきました。

「そういうお店ならもう私ならいかないな」
「その人に聞いたら結構有名な店だったよ。
 ま、そういう店の対応しているんだろうな。
 人としてどうなんだろうな」

私の髪を調整しながらカットしながら
鏡越しに応えました。


初めての美容室に
足がすくんだ想いを思い返していました。
緊張して髪形も納得いかない事も言えずに
料金を払った事を何度も悔やみました。


今の担当の人とは
髪を通してお付き合いが長く続いています。
たぶん人としてお付き合いが出来たせいだと
思っているから。

営業もお客様には違いないのですが
人として扱ってくれた部分が大きかったのです。
手持ちの予算に応じたり
手入れの手軽さを重視した髪型にしたり
彼なりに努力したんだと思っています。
それが伝わるから
私もお店の対応というより
人としての気持ちを重視しました。

人として育てるっていう
大それた事ではありません。
お客と営業との最低なラインはあるけれど
やはりおかしいと思ったことは伝えてみるべきです。
お互い様の関係なのです。

恋愛関係に陥ることなく
信頼関係で金銭やり取りできる関係もいいなと
思ったのは彼が初めてです。

「ちゃんと起きて仕事してる?」
「ちゃんとやってますよ、
 へんなところに厳しいんだから瑠唯さんは」
「でもさ聞いてそうで聞いてないよね?人の話」
「まったく口から生まれたんじゃないの?」

80年代の洋楽が流れる
美容室がある3階から見える街の風景は
慌しく人々が商店街を通り過ぎていきました。



あの早朝の彼女は
その後も何年も通った美容室に戻るのかな、
そう思いつつ日々過ごしています。


2004年08月24日(火) 処暑


暑さが止むと言う処暑である。
確かに何度か雨が降ったりやんだり
体温より高い温度の厳しい夏は
何処へいったのか。ご存知ですか?


この夏はどんな夏でしたか?
そう振り返るのはいつするんでしょう。
明日それとも来月、秋が深まって
もしや今度の夏がくるまでお預けですか?


夏を延長するわけにはいかない。
日本を取り巻く自然の掟にしたがって
やがて秋はやってくる。
あらわにした肌に
甘えるように撫でて去っていく
風がなんとも可愛そうになってくる。
今年の夏延長しようか、
そんな風に思えてくる朝だった。


2004年08月23日(月) 熟したものにかぶりつく感覚


熟したものにかぶりつく感覚は
一生やめられない。
言葉では表現できないから。


夏には熟したトマトにかぶりついていた。
大人になった今よりも
もっともっと子供の頃食していたように記憶している。

トマトの何が好きだったんだろう、
そう考えると不思議で仕方がなかった私は
夏空に想いを浮かせて考えてみる。

冷蔵庫を開けては
トマトの在庫を確認し
母に強請り
小さな青い皿にのせて眺めて
そして料理用の四角い器に入った
塩を持ち出す子供の私が
目の前に浮かぶ。

紅という色
かぶりついた時のぷちっと皮が破れる瞬間
じゅくじゅくした柔らかさと
ざらざらした舌触り
甘くて酸っぱい味わい
指から伝わる温度
そして手が汚れても
お構いなしの食べるスタイルが心地いい。


まてよ、熟したものに
かぶりつく感覚は他にもある。
そんな気持ちでするのは
恋人とキスをしている私が頭の中にいた。


恋人の唇は熟したトマトのように味わい深い。
さらっとしたキスも捨てがたいけれど
やはりどんな味がするのだろうと
探索するディープキスの方が好き。
他人に見られないところでするからまたいいのだ。
二人の世界でまったりできる。


唇に接触して口が開く瞬間
口の内側の肉と
舌の感触と温かさ
指は体を愛撫するかもしくは接触しながら
唾液が甘く感じたり、
直前に味わった飲み物の味だったり
いつも違う味わいに魅了される。

熟したものにかぶりつく感覚は
トマトだけではなく
私にとっては
愛している人に伝える行為、
それは言葉にならない想いを伝える、
それだけである。


2004年08月22日(日) 恋愛話参加が苦手な理由


人の恋愛話を聞くのが苦手だ。
自分のこととして考えられないせいもある。
そして自分の恋愛話をうかつに
話せないせいなんだろうな
それはリアルの世界の話なんですが。

相談したい事も出来ないのは
「それは誰のことなの?」
つっこまれたら命取りになる。

沈んだ顔を出来ないのは
「どうしたの?」の
本当の答えをいえないから。

結婚しているから家人の事を言えばいい。
それで収まる身分。
もう一人好きな人がいるのは
世の中から見れば
容易な事ではないように思えるかもしれない。
非難される事。

でもそれは私の選んだ道であって
相談事は彼に伝え乗り越えるか
もしくは天国まで
私の中で留めて置き持っていくものである。


2004年08月21日(土) 相談事


「あなたの答えはそこにあるよ」

迷える子羊はすぐ傍に答えがある事を知らない。
迷っているというけれど
大半は答えがほぼ見つかっているのに
見つけられずにいたりする。


姉御肌気質を持ち合わせていない私に
職場の同僚から相談を持ちかけられた。
しばし戸惑ったが彼女の話を
聞くことに集中する他ないようだ。


簡単には解けない迷路を彷徨って
自分ではどうしようもない時
ヒントを与えてその人が前向きになること、
その人に考えてもらって自分自身と冷静に向き合う事
そんなキッカケをするのが
相談される側だと考えている。


自分の道は自分だけのもの。
最終的に決めるのは
他人ではなく自分なのだから。


彼女も話を聞いた事と私と話した事で
自分と向き合って答えが出たようだった。
明るい、いつもの彼女の笑顔が戻ってきて
私はほっとした。


2004年08月17日(火) あなたにご迷惑をかけていいですか?


いろんな人との関わりで
やはり人を不快にさせたり
または困らせたりすることがあります。
恋愛はどちらかだけが
一方的に迷惑すると困る事になるけれど
お互いが心地よい迷惑ならいいのかもしれません。


「あなたに
 ご迷惑をかけていいですか?」


この台詞を言われた時
私は鈍感のあまりに
「なんの迷惑なんだろう」
とっさに伺いを立ててしまいました。
若さの至りというか、
人の気持ちを心の底で
その人のお話を聞いていなかったせいです。



僕が好きになったら
あなたは不愉快になりますか?
あなたは困惑されるでしょう

でも伝えたかったのです、
張り裂けそうな気持ちを

もし気持ちを
受け入れてくれたのであれば
末永く君を大事にします




男女隔たり無く、
彼の人柄はとても好感が持てました。
結婚があと何ヶ月と迫ったある日呼び出しされた
喫茶店のテーブルの上は
静寂に包まれて。

私にはあの日の出来事は
心地よいものとして記憶していますが
その後彼がどのような人生を歩んだのか
今の私には知る由もありません。



今までお付き合いしている方々にも
口には出さなかったものの
心の奥底で尋ねていた気がします。
こんな私を受け入れてくれた人達に
心地よい迷惑をかけていたのかどうか
今は聞く事も出来ないままです。

心の負担というものは
気持ちの持ちようで
重くなったり軽くなったり出来るもの。

お付き合いしている間
もしくはお別れが辛かったとしても
時間が涙が
良い思い出として
変えてくれたのかもしれません。

それは恋愛の間に
お互い心地よい迷惑をかけていた、
そう思うのですが、いかがでしょうか。


2004年08月16日(月) とりあえずスポーツ


なんかスポーツしなくてはと思っていたら
ボーリングへ行こうのお誘いが。
これは行け行けのキモチが強くなった。

かといって得意な種目ではない。
100いくかいかないかぐらいだ。
むしろ下手の部類だが
たまにまぐれででる
「ストライク」が気持ちいいね。

いつものように
成すがまま投げていたら
散々な数字がスコアに並んでしまった。
一緒に行った友人が見かねて

「三角のところ見てる?」

レーンの数メートル先のに並んでいる三角の印の事。

「それから投げるとき、立つ位置はきめてね。
 瑠唯はまっすぐ投げられるから
 大体決めておけば大丈夫じゃない?」

「投げたら、
 投げたいとこのピンと握手するようなイメージで
 手を差し出すといいね」

教え上手な人といくと楽しいものだ。
友人にだいじょうぶ?楽しんでる?そういうと

「上手になっていくのが嬉しい」

あはは、そういう楽しみを見出しているのか。
友人のおかげで最初のゲームは97だったのが
2ゲーム目は123という結果になって
冷たいコーラは気持ちよく喉元を通り過ぎた。


2004年08月14日(土) ひとやすみの街


数々のブックマークしている
テキストや写真などのサイトが
「お盆休み」をとられており
WEB上も静かな感じがする。
日本人を実感する今日この頃です。


社会人になってから
大型夏休みをまともに取得した事が無く
お盆休みは
何処と無く空いた街を眺めながら
生活しています。


毎日私の目の前を走っていく
男性を見かけなかった。
売店のいつものお兄さんもいなくて
女性が営業をしていました。


「これが本当の人の街だよ」
いつもお昼ご飯仲間がそうポツリともらして
食堂から望むいつもの街を眺めていた。
この街には人が多すぎるのかもしれないね。
そんなことを考えるのも
お盆と年始年末だけかもしれないね。


線路脇に向日葵が
長く、行儀良く並んで咲いている。
時折下を向くのも見受けられ
残暑も厳しいのを考えると
向日葵が辛そうに目に映りました。


2004年08月13日(金) 寝不足の日々


オリンピックのサッカーが始まって
さらに寝不足が進んだように思える。


朝型になればなるほど
頭の切り替えは変わっていくが
寝るときに文章のネタが
ひらめいたりする。

かといって
布団ではメモできない状況の為
頭の中で何十回も
書き取りテストのように
書き込む作業を続けて
眠りにおちていく。

その状況の上オリンピック。
今朝は男子サッカーだ。


アイスティー片手に
旦那と二人で起きて
ワーワー騒いでしまう。
早朝なのに近所の人に
騒がしい夫婦と思われないのも
オリンピックのおかげ。


録画で見よう
そう思っていたのに
結局オンタイムで楽しむのは
選手と一緒に感動したい。


寝不足の日々はこれからも続く。




午前2時台から開始した
男子サッカーの試合視聴率は10.5%とのこと。
会社でも試合のせいなのか
仕事が暇の暇のせいなのか
ウトウト気味の社員が見受けられた。


2004年08月11日(水) ひとり身


漢字で書くと
「独り身」ということになるかな。
結婚していない人という意味と
もうひとつ単身という
家族などと別れて、
ひとりだけで暮らすことを意味する言葉。


独身時代は結婚するまで
実家で過ごしてしまいました。
経済的には助かる部分もあるけれど
なんとなく親の配下の感じがして
一日も早く家を出たい気持ちもありました。
うちの母親は
結構口うるさい部分もありましたから(苦笑)


そういう意味で
単身は家族が旅行、出張や一人旅
そんなときに「ひとり身」を感じる事が出来る。
肩の荷が軽くなった分
普段の騒がしさと感じていた事も
それはひとりじゃないんだよ、
と静寂が教えてくれる。


でも発作的に「ひとり身」になる事は
現実逃避もあるかもしれない。
でももっともっと
自分を見つめなおす事に
繋がるような気がしてならない。
だから「ひとり身」の時間を
充実させたいと思っている。


2004年08月10日(火) 「離婚して」は要求しない


自分の中で「妻」として
夫に何か役立っているのか
彼に愛されてるのか
そう考えた時に
「離婚」を考えた事がある。
つまり夫婦のつながりの中だけ。


元来私は結婚する気が更々なかった。
その辺が私の「結婚」の考察の元なのかもしれない。
夫が私の両親に言った親類に対しての
「けじめ」の意味が重いから。


だからお互いの中で
「けじめ」がつかなくなった時
親類の前で夫婦として立てなくなった時
離婚を決めるのだろうと思っている。



婚外恋愛は色々な形がある。


「結婚」「離婚」が付き纏うお付き合いもあるだろう。
しかし私の場合はそういう事は一切なかった。
今までもこれからもそうありたいと考えている。
私の中にそういう考えがある限り、
相手にもそんな要求はしない。


2004年08月08日(日) あの頃の、海に帰りたい


幼い頃行ったあの海に帰りたい

いっぱい遊んで
たらふく食べて
よく寝た
あの子供の頃の海に帰りたい


ジリジリと肌を照らしても
なんとも思わなかった
私がそこにいるから


*****
*****
*****


久方ぶりに海にでかけた。
でも何故かセンチメンタルな気分になっていた。
砂浜に一人でいるせいか、
泳ぐ事が出来ない状態に腹を立ててるのか
よくわからない複雑な気持ち



ところが
家には帰りたくなくなって
家族を説得して
みんなで「短い夏休み」となった

ホテルの空き部屋を確保したら
海の見えるコテージが運良くとれた



うきうきして
子供のように眠れなかった



誰よりも早起きして
インスタントラーメンすすりながら
太陽の出番を待ちわびて


色とりどり変わっていく様に
一人で喜んでいた
デジタルカメラ片手に家を出たら
もう日は昇り始めてしまっていた


海の面が金色に輝いて
やっと私は落ち着きを取り戻した


もういちどあの頃の海に帰れたんだ


そう思えて仕方がなかったから
小躍りしながらの散歩は
遙か彼方の砂浜まで出掛ける事となった


2004年08月07日(土) 「モテる女」じゃなくていい


僻みに聞こえそうなタイトルだが
あまり考えた事がなかった、
「モテる女になりたい」などと。
失恋が多かったせいかもしれない。
好きな人に好かれればそれでいいと思うのは
昔から身に染み付いていたせい。



小学校の高学年の時だった。
好きな男の子は誰なの?と聞く女の子達。
一部の女の子だけ盛り上がっていたのだが、

「瑠唯ちゃんのこと、I君好きなんだって」
「ええー、K君もだってよ」
「k君は瑠唯ちゃん好きなの2番目だって」

(おいおい、本人に聞こえるように言わなくても・・)
と幼いながらも思っていた私。
女の子が3人集まると姦しいというより
おばちゃんに変わってる。挙句の果て

「瑠唯ちゃんは誰が好きなの?教えて」

なのだ。
(あんた達には絶対教えない〜)
心の中では「あかんべぇ」をした。


あの女の子達はやはり観察力を養っていたんだなと思う。
好かれていた男の子達はよく私をからかっていた。
当時の私にはとても好きには見えなかったが
やはり思い返してみても
好きの裏返しの男の子の行動だったな、そう思う。
彼女達の言うとおりだった。

私は頑固だったし彼女達に言う気はさらさらなく
好きな男の子の名前は卒業するまで言わなかった。
男の子も女の子も隔たり無く付き合える彼は
卒業まで一緒に遊んでいたかった。
からかっていた男の子にも
自分の気持ちを知られたくなかった。
その辺私は幼い女の子だった。



当時小学校の私が好きだった、
彼の心のうちははっきり分からない。
いや、薄々は感じていた。
そう思っていた放課後、ばたりと教室で逢った時

彼「中学校は越境しないの?」
私「ううんしないよ、どうして?」
彼「もしかしたら神林も一緒かな、って思ってさ」
そういうとくるりと背を向け
「じゃな」といい、
私を教室に残して帰って行ってしまった。

ほんの彼との二言三言。
でもなんとなく
彼の想いが伝わった気がした。
それだけで胸が熱くなった放課後。



つきあう、なんて考えなかったあの頃。
好きだから好きになってほしかっただけ
そして
子供じゃなくなりそうで子供でいたかった。
そんな私がまだ心に存在している限り
好きな人を思えればいい。
その人が好きであれば尚更いい。
ほかにチヤホヤされたって
ちっとも私には価値がないことだから
嬉しくなんかないから。


私は自分がその人を好きな気持ちを
ひっそりと大事に育てたい。


2004年08月06日(金) 恋愛終えてからの、プラトニックな関係


プラトニックラブに憧れるなぁ、
そう思っていたけれど
でもなんていうんだろう
恋愛終えてから
プラトニックな関係を続けているのは
彼だけかなと思う。


その人とは恋愛もして
肉体関係をもって
そのあと喧嘩もし
彼に無視された事もあったけれど
いろんな事があったから
年2回位お手紙を交わす事が出来る人。
どうやったらそんな関係できるの?
と言われても教えられない程
不思議な流れで此処まできました。


人として彼を好きだけれど
もう彼是二人で逢う事など強要しません。
恋人というとお互い存在している。
けれど何かあったときには声掛け合うような
そんな存在です。


貴重な存在かな
そう思ったりもします。
男とか女とか恋とか愛とか関係なく
離れていても存在を分かち合えるひと。
恋愛を終えているから
余計に純粋になれるのかもしれません。


毎年お手紙がくると彼からは
こんな注意書きが最後にかかれてます。

「そのまま素敵な女性で居て下さい。
 但し不倫はダメですよ」

・・・返事に困りますが、
また来年の彼のお手紙に書こうと
手紙を辞めて、机の上にペンを置きました。



夏の風は少し涼しく吹き抜け
空へ舞い上がりました。
彼もたぶん元気にこの空の下にいます。


2004年08月05日(木) 秘密の日記


秘密の日記というと
なんだか凄いものがあるなと思うけれど
日記ってそもそも人には見せない
そんな位置づけがあったように思える。


それが今やウエブでは
日記サイトまたは登録のホームページが多いのは
やはりWEBの遣り易い、はじめやすいが
よかったのかもしれない。


日記はもっても三日坊主、
手帳にはびっしり書き込む私にとっての
最大の欠点は
自分の過去の書き込みは殆ど読まない事であった。


読むと恥ずかしさが滲み出る事
その姿を誰にも見せたくないからだ。
WEBなら自分のとは違うものに捉えやすく
感じますがいかがなものでしょうか。
冷静に自分を更にみられる、そんな感じ。


WEBにすれば
誰かが読んでくれるかもしれない
片隅で生きている事を
誰かに認めてもらいたい
自分も誰を探したい
そんな気持ちもあるのかもしれない。


嘗て鍵をかけた私の心は
少し開くようになった。
秘密の日記に身を投じるようになれば
此処では書けなくなってしまう。

そうなると秘密の日記は
私には要らないものとなる。


2004年08月04日(水) サンダルゆえの恐怖


毎日夏の日は裸足にサンダルで通っている。
しかし足元は開放だけではない、
気をつけなければならない。
それは同じ靴たちに、、、。


素肌をそのまま曝け出している状態
例えば電車の中で揺れたりすると
踏まれる確率が高くなる。
スニーカーならまだしも
ヒールで攻撃されたら最悪だ。


ドキドキしながら街を歩く。
電車ほど恐怖は無いものの
開放感溢れる履物だからこそ
、、、、そんなことはないか。


2004年08月03日(火) 声の記憶


家族の笑い声、
友人の話し声、
恋人の囁き、、、
みんな声の記憶
どれもとてもいとおしい。


制限がある恋愛は
電話をする勇気は
こういう身分だから諦めている。
ひたすら機会を待つのみ、、、かな。


あの人の声、
自分でなかなか良い声だよって
言っていたのを
手紙で拝読したら苦笑所したけれど
実際耳元で聞いてみたら
忘れられなくなった。


私の声を
覚えていますか?
彼の記憶の糸が
夏の蝉に
どうか邪魔されないように
願うばかり。



*****1年前の私


2004年08月02日(月) 大型夏休み


先週から会社の人たちはぽつぽつと
お休みをとっている。
もうそんな時期。
そうそう8月ですね。

来週は本格的なお盆週間。
この街の人口も激減するかと思いきや
逆に観光で増えるから
そんなに変わらないのかな。

学生以来お盆の週に
夏休みを取得する事はなかった。
お盆休みして帰る田舎もなかったし
混雑している所へ出掛けたくなかった。


みんな遊んでいるうちに
夏は働き盛り
それもカッコいいけれど
やはりのんびりゆっくり
大型夏休み取りたいのが
本音かな

*****1年前の私


2004年08月01日(日) 過去を振り返る


たまに思いついたように
昔の手帳をあけてみる
普段はあまり目にしない
自分の手文字

日記はもう10年位
手で書いた文字はやめている
それは書き始めると
溢れる想いを書ききれなくて
切なくなるから

短く書いた文字や
または記号で
最初は「?」だった頭の中も
段々時間と共に
タイムスリップして
謎という紐が解かれて


過去の自分があって
今の自分がある、
時に赤面の想いをしつつ
長い夏の夜は明けていく





*****1年前の私


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