人恋しくて 一人も好きで
INDEX過去の日記未来の日記


2006年05月31日(水) 上から数えて

職場の新人歓迎会でした。


私たちが新人のころは、3ヶ月間みっちりと研修をした後、配属が
決まったのに、イマドキの新人さんたちは、もう各職場に配属されて
しまうんだねぇ、なんて話をしていたら、ずっと年上の先輩が、
「オレたちの時代は研修期間が半年もあったよ」などと仰る。
それだけ昨今は新入社員にも即戦力が求められているということか。


なぜか本日の話題は「自分がこの職場のなかで、(年齢が)上から何番目か」。
若い子ちゃんが多い職場なので、もちろん私も上から数えたほうが
ずっとずっと早いポジションにいる。
ていうか、そんな話題どうでもいいじゃんかーー!ほっといてくれ。


それにしても、意外と男性も「ボクは○○さんより一歳上だ…」とか
「○○さんのほうが私より年上なんだ」とかで一喜一憂するものなのね。


2006年05月29日(月) 月曜日

月曜日はいつも、身体がだるくてしかたがない。
一種のブルー・マンデー症候群かしらん?
ていうか、前夜、もっと早く寝ればいいんだよな。


私がたずさわっている仕事の多くは、時間さえかければ確実に終わる類の
ものではないので、今回のようにちょっとてこずりそうなトラブルを
抱えていると、無為に時間ばかりを費やしているような気がしてしまう。


早く終わらせなくてはならないとはわかっているけれど、行き詰まって
しまったので、本日は少し早目に帰宅。
しっかり眠って、また明日がんばろ。



2006年05月28日(日) この週末

土曜日は休日出勤。
今回見つかったトラブルは解決するのに時間がかかりそうだなぁ。
うーーむ。


夜は某所でぴろちゃんのお誕生会。
なぜか、宴会出席者による体脂肪率測定大会になってしまう。
私の場合、体内年齢は実年齢より+1でした。
年相応ってことか!? いや、でも、も少し痩せないとなぁ。


日曜日は台所とバスルームの排水設備の点検日。
ちょっとお疲れモードなので、お茶のお稽古はお休みした。

それにしても、土日の休日なんてあっという間に終わってしまう。


2006年05月27日(土) 手が切れない。

先日大雨が降ったとき、会社構内に雷が落ちたらしく、遅くまで残業していた
人たちに避難命令が出たとか、翌日もあちこちが落雷の影響で停電したりとか、
もう会社中で大騒ぎだったとか。


この騒ぎのおかげで、途中までやりかけだった仕事がゼロからやり直すハメに
なったのが、ちと残念。まぁ、自然災害だから仕方ないんだけどね。


それにしても、早く終わらせて別の人に渡してしまおうと目論んでいる仕事が
なかなか解決しない。なので今夜も終電間近までせっせと働くワタクシ。


よそのサイトで見かけて、思わず笑ってしまったのがこれ
こ、このネコたちは……(笑)。


2006年05月24日(水) 健康第一

朝イチで定期健康診断を受けに行った。


なので、普段より1時間半早起き。かなりツライ。
毎年毎年思うのだけど、前夜から飲まず喰わずで寝不足の頭を抱えて
ふらふらと出社するほうが、よほど身体に悪いのではないかと思う。


それでも殆どの所見は異常なしとのこと。よかったよかった。
後は後日郵送されてくる検査結果待ちだな。
これで週末は心置きなく飲みにいけるぞ♪


それにしても、ここ1年くらいで疲れがたまりやすくなってしまった。
あまり考えたくないのだが、トシのせい?
いやいやいやいや、単なる運動不足だと思いたい。


今日は土砂降り。傘をさしていてもずぶぬれになってしまった。
週末に雨が降らなかったら、まずは散歩からはじめてみようかな。


2006年05月22日(月) わからない。

ここ数日、似たような話題をいくつか目にしたので、昔、このエンピツ日記が
見ず知らずの他人に丸々コピーされていた話を書こうかと思う。


その日記を発見したのは、全くの偶然だった。
エンピツのランダムジャンプ機能を使ってあちこちの日記を流し読みして
いたとき、どこかで読んだことがあるような日記に行き当たったのだった。
それもそのはず、その内容はつい2〜3日前に私が書いた日記そのものだったから。
もっとも語尾は微妙に変えてあったけれど、私がない頭をふりしぼって書いた
表現や話のオチなどは、全く同じであった。


あまりコトを大袈裟にしたくなかったので、そっとその無断コピーした人に
メールでコンタクトをとり、すったもんだの末、該当する日記を削除して
もらったのであった。


それにしても、いいオトナが (その人は当時30代会社員であった) どうして
やっていいことと悪いことの区別がつかないのか。そして、指摘されて
すぐ謝罪し、無断コピーを撤回するくらいなら、なぜその行為を行うのか、
私には全くわからない。


せめて私が書いた元の日記よりも面白く書き換えられていたならば
私の不快感も少しは違っていたのかもしれない。でも、あれは明らかに
劣化コピーだったよなぁ。


<関連ニュース>
杉村太蔵氏のブログ、代ゼミ講師の著書に酷似


2006年05月21日(日) 不思議

久々にこれといった予定もなく、のんびりと過ごした週末。
いや、土曜に飲みに出かけたんだけどさ。


時間があったので、鍋いっぱいにカレーを作った。
レシピには、タマネギ、ニンニク、セロリ、リンゴをみじん切りに、
生姜とニンジンをすりおろして鍋に入れる、と書いてあったので
ニンジン一本をゴリゴリとすりおろしていたら、すっっっっごく疲れた。
もうすでに右腕が筋肉痛である……とほほ。


カレーをタッパーに詰めて、近所の友人にお裾分けしに行ったら、
「すごーい!姐さん、家庭的!すぐ嫁に行けるよ〜!!」
と大絶賛された。
……いや、カレー作ったくらいで家庭的って言われてもなぁ。


正直言って、「家庭的」と呼ばれるのは嬉しくないし、褒め言葉だとも
思っていない。あ、でも、料理上手と呼ばれるのは嬉しいよ。
私自身は料理上手ではないけどね。えへへ。


たとえば私は、ご飯を炊いたり、味噌汁を作ったり、野菜炒めやカレー
などを作るのは、オトナとして誰もがもっていたほうがいい、基本的
生活能力の一部だと思っている。余裕があるときには料理もするけれど、
時間的精神的体力的に余裕がないときは、何もしない。その程度のことだ。


なのになぜ「家庭的」って言葉が好きじゃないのかなぁ。自分でも不思議だ。


とりあえず友人に、「いや、それより私のほうがヨメがほしいから!」と
答えてみたら大爆笑されたとさ。どっとはらい。


2006年05月19日(金) 何故いつも眠くなるんだろう

「最近、歌舞伎を観るようになったんだ」と人に告げると、
「歌舞伎?あれって難しいんでしょ」なんて言われることが多いけれど
私に言わせれば能のほうがずっとずっと難しいと思う。


ということで、本日は解説講座付きの能楽を観てきた。
演目は「熊坂」である。


イヤホンガイドのある歌舞伎と違って、前もって演目の内容を教えてもらえる
今回のような講座は、私のような初心者にとって実にありがたい。
「同じ日本語なんだから難しくないでしょ?」と解説してくれた小島英明氏は
簡単に言ってくれるけれど、いやー、だって、台詞が古文なんだもん。
古文を勉強したのは大学入試以来だから、もう外国語も同様ですって。


能舞台上で、シテ方の装束の着付けを見せてもらった。
普通に着物を着付けるときと微妙に違いがあって、(でも着流しだが)
なかなか興味深い。


能楽の登場人物の殆どが亡霊だ、と解説してもらった通り(夢幻能)、
「熊坂」の主人公(シテ)は、盗賊熊坂の亡霊である。以前、商人一行を
襲ったら、同行していた牛若丸に退治されてしまったので、ぜひ供養して
もらいたい、と旅の僧に告げるという話だ。正直いって、前半はうつら
うつらしながら舞台を観ていたのだが、さすがにシテが戦闘シーンを
再現する場面では、なんとか目を覚ましていることができた。


前半と後半の、静と動の対比がなかなか面白かったのだが、どうして
いつも能とか歌舞伎の舞台を観ている途中で眠くなってしまうんだろう。
ちょっとモッタイナイと思うのだが、これもゼイタクな時間の使い方
かもしれない、……って、ダメでしょうか。



2006年05月18日(木) 結局

昨日早く帰ったツケがまわってきて、今日は終電間際まで残業するハメに
なってしまうんだよな。


それでも今週いっぱいが〆切のレポートも書き上げたし、
ここ数週間ずっと頭を悩ませていた問題が解決するメドも立ったし、
これで安心して明日は有給休暇がとれるってものだ。


さーて、明日は久々にのんびりするぞー!



2006年05月17日(水) 定時退社日だけど

部長から「水曜日の定時退社を遵守してください」という趣旨のメールが、
全部員に送られてきた。


「それなら今日はさっさと定時で帰らないといけないよな♪」
と嬉々として帰っていった同僚はごく一部で、半分以上の社員は
本日も相変わらず残業していたのであった。


ていうか、部長自身が外出先から帰ってきたのが夜7時ごろで、帰社早々
他の部課長とミーティングをしているのだから、言い出しっぺ当人が
定時退社しなければ説得力に欠けると思うのだけどなぁ。
上司が率先して定時退社しなければ、課員はなかなか上司を置いて
先に帰ることはできないのではないかな。


私も定時退社したいのはヤマヤマだけど、〆切のある仕事を抱えていては
定時退社日といえども残業せざるを得ない状況なのだ。


それでも少々ダウン気味なので、いつもより早めに退社して
お買い物&外食をしてから自宅に戻った。これだけ寄り道しても
いつもならまだ会社にいる時間かと思うと、嬉しくて涙が出るね。


これから仕事の様子見しつつ、少しは定時で帰れるように調整するか。


2006年05月15日(月) あいかわらずです。

日曜の夜は、テレビにかじりついてJAPAN OPEN 2006を観ていた。


結果は日本の優勝であったが、出場者の世界ランキングを考えるに
日本チームが優勝しなければおかしい内容だったと思う。
それよりも、フィギュアスケートは基本的に個人競技だと私は思うので
(シンクロナイズド・スケーティングは別として)、このような地域対抗戦は
馴染まない気がする。


それにしても、こんなオフシーズンに大会を開催するなんて、
選手たちもさぞ調整が大変だったであろう。
さすがに世界トップクラスの選手たちは、まだまだ本調子ではないとは
いえ、見ごたえのある演技を見せてくれたので嬉しかったが。



出場選手12名中、カナダのサンデュ選手の演技だけ放映しなかった、
という暴挙はあったとはいえ、民放にしてはテレビ東京はなかなか
いい番組を放映してくれたと思う。ただ、ご本人に全く恨みはない
のだが、確実に栗原はるみのことが嫌いになりそうだったね。
スポンサーのキノシタグループのCFがくどいくらい流れていたから。


***


また、日曜に友達から「昨日のサッカー見た?」と訊かれたときに
「え!? サッカーの試合なんてやっていたの? どことどこが対戦?」
と質問し返してしまい、「相変わらずだねぇ」と苦笑されてしまった。


…はい、そうです。フィギュアスケート以外のスポーツは基本的に
興味ないもので。すまぬ。


2006年05月14日(日) 雨があがったので

久しぶりに着物姿でお茶のお稽古に行く。
着物を着付けるのは、ほぼ一年ぶりなので帯結びや襟合わせなど
結構ぐちゃぐちゃになってしまった。
やはり、最低月に一度は着物を着ないとダメだな。反省。
先生方が褒め上手で、「あら、綺麗に着ているわねぇ」と仰って
くださるのが、唯一の励みであり救いではあるが。


5月になったので、お手前も風炉に変わった。
本日のお稽古は、これまたほぼ一年ぶりの風炉での薄茶平手前。
こちらはなんとか体が手前を覚えていてくれたみたい。
ノロノロしているとはいえ、お稽古を続けていれば少しは上達して
いくものだ。えらいぞ>私。


この時期は花屋に行っても、カーネーションしか置いてないから
なんだかつまらない。少し目先を変えてみたいから、ミニバラを
買ったら、おまけに散りかけのアジサイを貰った。


それにしても雨が多い。このまま梅雨に突入してしまったらいやだな。


2006年05月13日(土) 低気圧のせい?

10時半までぐっすり寝ていた割には、ちょっと動いただけで目眩がちで
頭がクラクラする。ひどい肩凝りが原因なのか、それとも低気圧のせいか。


***


へろへろな体にムチうって、午後からBunkamura ザ・ミュージアム
『ポンペイの輝き 古代ローマ都市 最後の日』を観に行った。


繁栄を極めていた古代都市ポンペイがヴェスヴィオ火山の噴火で
あっというまに廃墟になってしまった、という話は、とてもドラマティックだ。
出土された、被害者が身に付けていたという装飾品の数々を見て、
うーん、こんな指輪だったら私もつけてみたい、とか考えてしまうのは
ちょっと的外れかしらん。
それにしても、実に見事に壁画の復元や被害者たちの型どりを行ったものよ。


売店で絵葉書か何かを買って帰ろうかと思ったら、ついうっかり
ネコの模様のマグカップにひとめぼれしてしまう。


その後、書店で文庫本の一気買い。
『ビター・メモリー』は表紙イラストが江口寿史じゃなくなったのね。
なんだか残念。


本日の夕飯はカレー。
なぜか最近、カレーがマイブームなのだ。先週はインドカレーのお店と
ベトナムカレーのお店に行って来た。でも、今夜は冷凍庫に作りおきして
おいたチキンカレーを解凍した。
来週は何カレーを食べようかなぁ。


2006年05月10日(水) 反省。

会社が補助金を出してくれるというので、通信教育講座に申し込んだ。
来月から少しジコケイハツという名の勉強をするのだ。


上司に「○○○と△△△に申し込みます!」と宣言してしまったので
途中で挫折、なんて恥ずかしいことをしないようにしなくちゃ。


**

某所で、

「忙しい人ほど本を読んだり映画も観たり、友人付き合いも
している。そして、忙しい人は自ら忙しいなどとは言わない」

というコメントをいただいた。


この日記にも、時間が足りない、とはよく書いているが、忙しい、
という言葉はあまり使った記憶がない。それでも私の言動に
そう言わせるだけの何かがあったのかもしれない。
反省反省。気をつけなくちゃ。



2006年05月08日(月) ねむい。

買ったばかりの本を手にとって読み始めたら、つい面白くなってしまい、
夜中の3時半までかけて通読してしまう、という所業を久々にやらかしてしまった。
今日から会社だというのに。


芸能界のサラブレッドで子役時代からその才能を発揮している若き女優と、
無名かつ演劇を始めたばかりだがその演技に天才ぶりを見せる少女、
その二人の出会いと対決のストーリー、といえば某有名少女漫画を
連想する人も多いだろうけれど、本書『チョコレート・コスモス』は、
作者によればまさに『ガラスの仮面』へのオマージュであるらしい。


やはり圧巻はオーディションのシーンかな。迫力あります。
惜しいのはマヤ役にあたる少女に対して、あまり共感がもてないこと。
最近では『ガラスの仮面』でも亜弓さんのほうに共感できるからなぁ。


しかし、この作品、続きがすごーく気になるんですけど!
ていうか、美内すずえ先生こそ、早く『ガラスの仮面』の続きを描いてほしい!!


あ、それから、最近買ったCDはマキシムの「ヴァリエーションズ」
イケメンピアニストらしいが、それは私にとってどうでもいいこと。
このアルバムには、トリノオリンピック フィギュアスケート 女子シングル
銅メダリストのイリーナ・スルツカヤがSPで使った「死の舞踏」が収録されて
いるから買ったのさ〜。(←やっぱりばか)



…さすがに今夜は早目に寝よう。


2006年05月07日(日) 私がモナカアイスを食べる理由

今月は伝統芸能強化月間である。


なので、歌舞伎座夜の部の舞台を観に行ってしまった。
ついうっかり、前から4列目のほぼ舞台正面、といういい席が
とれてしまったからである。ていうか、ばか?>自分


歌舞伎ファンなら、あるいは成田屋ファンなら昼の部、外郎売を
観るべきなのだろうけれど、これがまた昼の部は殆どの日がSold Out
なのであった。おそるべし、團十郎効果。




最初の演目は「傾城反魂香」。
吃音の又平とお喋りなおとく夫婦のかけあいが微笑ましくも切ない。
途中から、この演目、一度どこかで観たことあるなぁ、と気付いたの
だけど、一体どこで観たんだろう。国立劇場か!?
ちなみに、絵から抜け出したというトラが、まぬけな顔をしていて
可愛かった(笑)。


次の演目は「保名」。
いやー、美しい、という感想しか出てこないや。
舞踊モノは理屈を考えずにただうっとりと舞台に見とれているだけで
いいのかもしれない。えぇ、私のアタマが悪いからじゃなくってよ。
えほんえほん。


そして「藤娘」。
初海老蔵が藤娘ってのもスゴイのかも。何がスゴイのかはわからないけど。
幕が上がって場内が明るくなったとたん、一番ざわめきが大きかったのが
この「藤娘」だった。思っていたよりも綺麗だった。でもビミョーに男前な感じ。
上演後に他のお客さんが「美しかったんだけどねぇ…」と呟いていたけれど
考えることは皆同じ?


最後の演目は「黒手組曲輪達引」。
「助六」のパロディなのらしい。でも「助六」自体を観たことないので
私にはよくわからない。
一番最初の場面に矢ガモが出ているのが見えず、他のお客さんたちが
クスクス笑っている理由がわからなくて不思議だったのだが、いやー、
アレがソレの伏線だったとは。しかも「恋のダウンロード」を生三味線で
弾いてくれるし。でも、私は「恋のダウンロード」も聞いたことない。
誰が歌ってるの?
あの「暑いー!」ってセリフは菊五郎さんの素のセリフなのかもね(笑)。
えーと、パロディ版でも、助六はかっこよかったし、白玉や揚巻も美しかった。


そして今日も幕間にモナカアイスを食べる私。
多分、舞台の途中で気持ちよくなって、たびたび意識を失ってしまうから
冷たいアイスを食べて目を覚まそう、という理性的判断から毎回毎回
モナカアイスを食べてしまうに違いない。エライぞ、私。(←違う)



2006年05月06日(土) 野望。

ついに長年抱きつづけていた野望を実行するときがやってきた。


それは、



着物を着て歌舞伎を観に行くこと。


しかし、半襟つけに1時間近くもかかるような人間に、ホイホイと
着物を着て出歩く資格があるのだろうか…?


ちと季節は早いけれど、白地の単のキモノに手ぬぐいの半襟と、先日
買った花模様の半巾帯を合わせて。単だけど紬だから、ま、いいでしょ。
でも一番苦労するのは髪型。自分ではうまくアップスタイルにできないのだ。



本日観に行ったのは新橋演舞場夜の部。強風にもかかわらず、
着物を着てきた人が多かったように思う。みんな根性あるなぁ。
しかーし、着物姿カップルのおねーさんが、まるで女郎さんのように
襟を抜きまくって着物を着ていたのはいただけない。
ありゃ、いけません。うなじから襟にかけてバレーボールが載るのでは?
と思ってしまうくらい開いていたもの。




さて、最初の演目は「増補双級巴 石川五右衛門」。
吉右衛門扮する石川五右衛門の「つづら抜け」「宙乗り」に感動。
つづらを背負ったまま宙吊りになったかと思ったら、自力で上へ上へと
登っていくんですね。演舞場の3階席の高さまで登っていったようです。
うおー、すごーい。
南禅寺山門の場で「絶景かな」という有名なセリフを言うシーン。
そういえば、昔、京都旅行で南禅寺山門に登ったとき、ガイドさんが
「石川五右衛門が…」という話をしてくれていたっけ。


次の演目は「京鹿子娘道成寺」。
以前テレビで見た玉三郎の娘道成寺と、二月の玉三郎・菊之助による
二人道成寺に続いて、道成寺モノを観るのは3回目。
今回の福助による道成寺は、道行も所化によるまいまいづくしもなくて、
舞台によって演出が変わるんだなぁ、なんて思ったり。
今回は所化さんたちに子役が多くて、セリフまわしが可愛いかった。
それにしても、道成寺モノは衣装も踊りも綺麗でいつ見ても素敵。


最後の演目は「松竹梅湯島掛額」。
ぶっちゃけていえば、八百屋お七のお話。前半の舞台は、ナンセンスな
お笑いが主の吉祥院お土砂の場。で、いやー笑った笑った。
登場人物がいきなり、「あなた地獄に落ちますよ!」と六星占術の
おばちゃん(名前忘れた)のモノマネをはじめたのには面食らったけどね。
他にもいろいろ笑わせどころがあったのですが、ネタばれになると
悪いので、これ以上は書きませーん(笑)。

後半になると、グッとシリアスになって、火の見櫓の場に。
亀治郎扮する八百屋お七が文楽の人形のような所作をする「人形ぶり」
なかなか上手かったのではないかと思う。
それにしても、清姫にしてもお七にしても、10代の箱入りお嬢が
恋に身をやつすとコワイことになるよね。




うーむ、次の野望は着物で歌舞伎座!?
こちらのほうが敷居がずーっと高そう。いつか、そのうちに実行するか。


2006年05月04日(木) 今日は

天気も気分がいいので、ぶらぶらと近場を散歩した。
いい気になってかなり歩き回ってしまったので、すごく疲れた。
でも、体力はかなり回復してきたみたいだ。


『弁慶のカーテンコール』という本を買ってきた。
ちょうど先日、NHKアーカイブズで、九代目松本幸四郎の襲名に関する特集番組を
見たばかりだったので、なかなかタイミリーではある。
『王様のレストラン』の登場人物は『勧進帳』を下敷きにしている、
という話には今更ながら「あ、そうだったのかー!」と感動した。


ちびちゃい洗濯板も買ってきた。
今度はこれを使って足袋を洗うのだ。


2006年05月03日(水) 今日は

美容院で髪を少し切った。


シャンプーを担当してくれた若い美容師のおにーちゃんが
席に案内しようとする途中、ものの見事にすっ転んだときに
「いや!これはただのウケ狙いですから!」
とムキになって主張していたのには笑った。いや、ウケてあげた(笑)。



やっとコートをクリーニングに出した。
この休み中にセーターも洗濯したいな。


やりたいことはたくさんあるのに、体力不足でままならず。
はふ。


2006年05月02日(火) いつまで反省し続けるつもりなのか

職場の後輩Mちゃんと世界選手権の反省会をした。


もちろんMちゃんも私も世界選手権に出場(以下略)、今日は
「私がカレーを作りますから!」というMちゃんに甘えて、料理はお任せ。
といっても大根サラダとゆでソラマメくらいは準備しておいたけれど。


他人に作ってもらった食事は美味しさも倍増だね。


それにしても、カレーを作るときは誰でも鍋一杯に作ってしまうものなのか?
食べきれない分はタッパーに詰めて、「ささ、これを持ってお帰り」と
ひとり暮らしのMちゃんにカレーを手渡す私。すっかりおかんモード。


まだ風邪が治りきらない。
このまま連休後半まで持ち越すのはイヤなので、早く治さなきゃ。気合いで。


2006年05月01日(月) 結局まだ不調

風邪気味だからと家の中でゴロゴロしているのにも飽きたので
上野は国立科学博物館に行って参りました。


現在の特別企画展は「世界遺産ナスカ展」
古代遺跡好きとしては、行かずにはいられないタイトルではありませんか。
しかし、GW期間中とはいえ、平日の月曜日だから少しは人出が少ないかと
思っていたら、甘かった。思うように展示が見られない程度の人の山山山。
通常の土日にはかなり混雑していると思われ。


展示会場に向かおうとしたら、さっそくトラップがしかけられていた。
「素粒子を拓く 湯川秀樹・朝永振一郎 生誕百年記念」の案内看板が掲げられて
いたのだ。くーーっ!これは見るしかないでしょ。
さすがに、こちらの会場はガラガラで、明らかに数寄者だけが展示に興味を示して
いた模様。講義ノートなどを見て先達の業績に感心する。


さて、「ナスカ展」展示の前半はナスカの遺跡から出土されたモノなど。
動物を象った土器など、ユーモラスなものが多い。ここの一番の見ものは
子どものミイラだと思う。保存状態がよくて眼球も残されていたとか。


後半の展示は、ナスカの地上絵の解説と地上絵のバーチャル体験。
売り物のナスカの地上絵のバーチャル遊覧体験が、機材の故障かなにかで
VR映像の一部が欠けて上映されていたのが残念であった。
でもどうせなら、実際にペルーへ行って本物の地上絵を見てみたいよなぁ。


そうそう、展示会場入り口で展示解説用携帯端末を借りてみた。
カバーが外せなかったので確認できなかったけれど、多分、Windows CEの
PDA端末だろう。ひょっとしたらhpの製品かしらん?
解説がある展示品の前に来たら、展示品の番号をPDAに入力すると
音声や画像で展示品の解説をしてくれるというシロモノ。
でも、どうせなら展示品の前に立ったら、自動的に解説を読み上げて
くれるくらいのものが欲しいなぁ。RFIDとか使えばいいのに。


ナスカ展を見終わった後は、常設展示をいくつか見て廻る。
実は、かはくは常設展示を見たり触ったりするのもだーーい好き。
あぁ、自宅の近所にあればしょっちゅう遊びに行くのになぁ。


ところで最近、ナスカで地上絵を新発見 台地全体で100種なんてニュースが
あったらしい。すごくタイミングよすぎる。



あの「なにがなにやら」が本になりました!詳しい情報はこちらもしくはこちらへ。某直木賞作家も激賞!の内容だよ。
よろしければ、↓の記念てぬぐいもどうぞ。

◎この日記の著作権は、ゆうにあります。無断利用は禁止します。リンクはご自由に。


↑エンピツ投票ボタン
My追加

ゆう |MAILBBSblog旧blogPhotoHomePageゲストブック

お気に召したら投票ボタン(↓)をクリック!


My追加