人恋しくて 一人も好きで
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2004年05月31日(月) ちょっと待て。

土曜日のバーベキューが終わってから、後輩のAちゃんが
「どうせ途中まで一緒だから車で送っていきますよ〜」
と申し出てくれたので、ちゃっかりとAちゃんの車(HONDA シビック)に
乗せてもらいました。後輩のBちゃんも一緒です。



バーベキューで働き過ぎて、ややダウン気味のAちゃんは後部座席に。
Bちゃんが運転席、私は助手席に座って、いざ出発!


ところで国道246号線はステキな込みっぷりで、車は少しも前に
進みやがらないので、途中からわき道に入ることになりました。
信号待ちで止まっているところに、後ろの席のAちゃんがこんな質問を。

「あの〜。運転席のパネルの、その赤い表示って何ですか?」


「何って……今サイドブレーキを引いているから、ここにランプが
 ついているだけだよ……って



 ちょっと待て。」


思わずBちゃんと声を揃えてツッコんだね。
これはAちゃんの車でしょ〜!
Aちゃんはちゃんと免許持っているんでしょ〜!

「だって〜。ふつーそんなところ見ませんよぉ」
とAちゃんはぶーぶー言っていたけれど、そ、そういうもの?



車のことがよくわかっていなくても、免許さえ取得していれば
簡単に自動車を運転できる時代になったということなんでしょうか。
でも、1トン近い鉄の塊を猛スピードで操縦できるって、実は
とても怖いことだと思うのだけど。だから、自分の車の状況が
よくわかっていないのは、ちょっとマズイんじゃない?
とも考えてしまったのでした。


まぁ、こんなことは、自動車学校に通ったはいいけれど、
時間切れで免許がとれなかった私がどうこう言える立場じゃ
ないかもしれないですね。てへ。



2004年05月30日(日) キターーーー!!

最高気温は30度を超えたらしい。
夜には耐え切れなくなって、ついエアコンを入れてしまった。
まだ5月なのに。
この先、夏を迎えるにあたって大丈夫なんだろうか>自分


****


今月の頭に衝動買いしてしまった帯が仕立てあがってきて、
本日我が家に届きました。大体一ヶ月くらいかかると聞いて
いたので、思っていたよりも早く手元に届いたようです。


なので今日は配達時間が近づくにつれ、そわそわと落ち着かず、
宅配便の人から荷物を受け取ったときは、やや興奮気味で、
まさに「キターーーーー!!」という感じ。


何回も石鹸で手を洗ってから、荷解きをして畳紙を開けると
注文した通りの、深緑の地色に花が織り込まれた袋帯が
出てきました。思わずうふふと顔もほころびます。


そうそう、そういえば先日ネットで注文した、単の小紋も届いて
いたんだっけ。と、こちらの着物も部屋に広げて見とれていたり。
ちなみにこの着物は、次回の着付け教室でやわらかもの(色無地や
小紋など)の着付けの練習をするために購入したものなので、
決してムダ使いではないですから!


あぁ、おニューの帯。早く締めてみたいような。もったいなくて
そうそう締めたりはできないような。ちょっと複雑な気分。
どちらにしても、夏は夏用の透ける素材の帯を締めるものなので
この帯の出番は早くても10月以降になるでしょう。



うーむ。次はそろそろ着物や帯をしまう場所も考えなくちゃなぁ。


2004年05月29日(土) バーベキュー日和

5月29日。晴れ。
職場の人たちと河原でバーベキュー。



前日までの天気予報では曇り(下手すると雨)だったのに、
当日の天気は夏に突入したかのようなピーカンの晴れ。
こういうときだけ、晴れ女体質の自分がとても憎い。
倒れそうなくらい暑いし、確実に日焼けもするだろうと思い、
たっぷりと日焼け止めを塗って、途中で帽子を買って、
バーベキュー会場に指定された場所へ向かう。


ちなみに本日のバーベキューは、職場の歓送迎会を兼ねたもの
であります。4月に異動してきたばかりで、歓迎される側の私は
もちろん、1ミリも「バーベキューがやりたい」と思っていない。
すべて幹事の希望によるらしい(笑)。
なのでバーベキューの準備は万事、ワカモノに任せて
私はビールを飲むか鉄板で焼かれた肉や野菜を食べるのに集中。



ちなみに本日のメニュー。
肉各種(タンとかホルモンとか)。海老。サザエ。ししゃも。
ソーセージ。焼きそば。キノコのホイル焼き。
野菜各種(キャベツ、もやし、じゃがいも、かぼちゃ、なす、etc)。
意外なヒットだったのが、焼きマシュマロ。
外側が香ばしく焦げているのに、中身はトロリと溶け出して
思っていたより美味。機会があったらおためしあれ。


途中で、全身緑色の着ぐるみを着たカッパが走り出てきて
川にズブズブと入っていったり、着ぐるみのしろくまが
こんな感じで愛想をふりまいていたり、というイベントは
ありましたが、基本的にはまったりとしたバーベキューでした。
 ↓
しろくま


着ぐるみの中身はもちろん、一番若手の男子社員なのですが
「くまなのに普通のスニーカー履いてるなんて変!!」
と小学生の女の子にツッコまれてました。ちょっと気の毒(笑)。



それにしても暑かった。
陽射しを遮るものが何もない場所で、ずっとバーベキューを
していたので、気が付いたら顔や首筋が日焼けで真っ赤ッ赤。
後でよーく冷やしておかないと。




夜はいつもの場所でいつものメンバーとお誕生会。
ぴろちゃん、お誕生日おめでとう!


2004年05月28日(金) 水分はたっぷりと。

朝イチで定期健康診断を受けてきました。


健康診断の何がツライって、血液をとられることも、
バリウムを飲むことも、前夜9時以降は飲食禁止になることも
もちろんツライのですが、

普段より1時間も早起きしなくてはならない

ことのほうが、ずっとツライです。
寝不足でフラフラになりながら会社に行くほうが、
よほど健康に悪い気がする。


例年通り体重を量る前には、1グラムでも軽くなるようにと
ポケットに入っている財布やら定期入れを取り出しておいたり
少しでも軽い洋服を選んで着たり、という無駄な抵抗をしてみました。

諸事情により昨年より3kg以上体重が減っていたので、
担当の方が数値の見間違いかとビックリしていましたが
いや、その体重で正しいですから。
でも大声で「○○キロ!?」と叫ぶのはやめてね。

体重が減った割には、内科検診の先生から
「ま、標準値だから大丈夫ね」と太鼓判を押されたり。
……くすん。どーせ、ぽっちゃり体型さっ。


視力、聴力、血圧、血液検査、心電図、胸部X線検査、胃部X銭検査、
などを受診してきたけれど、おそらくどれも正常値の範囲でしょう。


それにしても、いつものことながらバリウムを飲むことには
全然慣れない。私の胃の許容量に対して量が多すぎるって。


2004年05月27日(木) またひとり、いってしまう

後輩女性のHさんが今月一杯で会社を退職するというので、
別の後輩に頼まれて彼女へのメッセージカードを書くことになった。


いったい今までに何人の後輩たちを見送ったことだろう…。
うちの会社はただでさえ女性社員が少ない(全社員の1割くらい)のに、
エンジニアの女性はもっと少ないのだ。それこそイリオモテヤマネコ並みに。
また一人、女性エンジニアが会社からいなくなるのは、少し残念で寂しい。




私が入社したときは、男女雇用機会均等法が施行されてまもないころで
会社にいる女性エンジニアはもっともっと少なかった。
配属された部署では「○○初の女性技術者」と呼ばれて、
「私がしっかりやらないと、後の女性社員に影響が出てしまうんだ!」
「簡単に会社を辞めてしまったら、『だから女性は』と言われてしまうんだ」
と、それこそ泣きそうになりながら必死で仕事に取り組んでいた。


今にして思えば、ずいぶん肩に力が入っていたんだなぁ、と思う。


私の入社後、少しづつ後輩の女性エンジニアの人数も増えていき、
それほど珍しがられることもなくなってきた。
私の目から見て、彼女たちはのびのびと働いているように見えていたけれど、
それでもいろいろ思うところはあったらしい。
今の仕事に将来性がないからとか、新しいことにチャレンジしたいとか
様々な理由で会社を去っていったのだから。




まぁ、その人の人生はその人のものだ。
自分がやりたいと思ったことを力いっぱいやっていけばいい。

私は今の会社で、地味に長く働きつづけることを選んだ。
たとえ私のように優秀でない人間でも、ずっと働き続けていることが
後輩女性の誰かの指標になれば、それもいい。
そして新しい出発を選んだあなたは、新天地で頑張っていけばいい。

それだけのことだ。




 これからのあなたを応援しています。
 健康に気をつけてがんばってね。


という内容をメッセージカードに書いた。
いつかまた、新しく生まれ変わった彼女に会えるといいな。


2004年05月26日(水) お手入れは大切

「早く寝なくちゃ」とか言いながら、会社が始まった途端に
日記更新時間が午前1時過ぎ。ダメじゃん。

やはりどこかでムダな時間を過ごしているのかな?
隣の席の後輩くんなんて、こんなこと言っていたし。

「え!? ボクは家に帰って30分でメシ食って風呂入って寝てますけど」

…そ、それは早すぎないか!?
というより寝る直前に夕食(というより夜食)を食べるの?
そもそも消化に悪いぞ。





家に帰ったら、先日ネットで注文しておいたフライパンが届いてました。
今まで使っていたテフロン加工のフライパン表面がボロボロになってきたので、
そろそろ交換時期かと思って。おニューのフライパンは鉄製です。

鉄のフライパンは、使用前に焼きを入れないといけないので
まずは手順書を読んでみました。


 フライパンの内側を濡れた布できれいに拭いてから、中火以下の
 ガス火でフライパンを熱し、全体をよく炎に当てて表面の塗装を
 よく焼き込み、そのまま五徳の上で冷ました後、フライパンを
 たわしとクレンザーで洗い、水で洗い流したら水気をよく拭き取る。
 フライパンが乾燥したら、表裏全体に油をまんべんなく塗り、
 中火で加熱しながら油をよくなじませた後、火を止め、もう一度
 薄く全体に油を塗ってからペーパータオルで余分な油を拭き取ること。


……め、めんどくさい。早まったか?


いずれにせよ、週末になってゆっくり時間がとれそうになったら
しっかりとフライパンの手入れをいたしましょう。


それよりも自分のお肌の手入れをしっかりやらないと。
おでこにニキビが出来てしまって痛いんです。とほほ。


2004年05月25日(火) 常連

ネットショッピングした商品の決済をするために
ご近所のセブンイレブンに行ってきました。


レジの対応をしてくれた、おにーちゃん店員が
「今日はいい天気になりましたよねぇ」
などと話し掛けてきたので、
「…え!? 私、もしかして顔を覚えられてる?」
と思わずビックリ。


今の新居で一人暮らしを始めてから、できるだけ
コンビニエンスストアには通わないようにしていたのに。
スーパーマーケットや八百屋、肉屋などを極力
利用するようにしてきたのに。


……あ。
そういえば日曜日に、急にプリンが食べたくなって
このセブンイレブンに買いに行ったんだっけ。



コンビニエンスストアの常連になるのが恥ずかしいとか、
不意に店員さんに親しげに話し掛けられると躊躇してしまうとか
こういう感情って一体何でしょうね。


2004年05月24日(月) 一世一代の不覚

朝起きたら、目覚まし時計はとんでもない時刻を指していた。


「きゃーーー!寝坊だ!」


3.5秒で会社までの所要時間を計算。しかしどう考えても遅刻確実。
なので5.8秒で有休をとる決心をした。
「すみません、風邪気味で…」と弱々しい声で上司に電話。
もう情けないったらありゃしない。


社会人になってこのかた、寝坊して会社に遅刻なんてしたことは
一度もなかったのに。学生時代でさえ寝坊して授業に遅れたこと
なかったのに。私のばかばかばかばか。



寝坊した理由はわかっている。アレだ。
いつも日曜の夜はものすごく寝つきが悪くて、月曜に差し支えるので、
昨夜寝る前に薬局で買った睡眠導入薬を飲んだせいだ。


薬のおかげでグッスリ眠れたのはよかったのだが、
目覚まし時計の音にも気付かずに熟睡してしまったらしい。
いや、たとえ目覚まし時計の音に気がつかなくても、平日なら
会社に間に合う時間に自然に目が覚めるはずだったのに。



結局、薬に頼ってはダメということなのね。とほほ。


風邪を引いた、と言って休みをとった手前、そのままベッドに
もぐりこんでいたら、昼過ぎまでぐーすか寝てしまった。
気分はスッキリしたけれど、なんだか体がだるい。
単なる寝過ぎ? いや本当に風邪の引きはじめだったかもしれん。 (←ないない)


ということで今日は数ヶ月ぶりに日付が変わる前に寝ます。
おやすみなさい。







2004年05月23日(日) Slow down

前回お休みしたので、一ヶ月ぶりのお茶のお稽古日。
5月から風炉に変わったため、今までの炉でのお手前とまるで勝手が違い、
切り柄杓だの引き柄杓だののやり方をすっかり忘れてしまったので
先生にこってりと絞られる。えーーん。

それでも薄茶と濃茶の平手前をどうにかこなした。
本日のお菓子は「あやめ草」という銘のお饅頭。うまし。


お稽古仲間のHさんは今日もきちんと着物で来ていた。
着付けに時間もかかるし、今日は天気も不安定なのに、えらいなぁ。
「早く一緒に着物でお稽古しましょうよぅ」とHさんに言われるけれど
あのね、私まだ名古屋帯も満足に結べないのよ。
三歩歩いたら全部忘れる鳥頭だから、お太鼓の結び方が途中で
わからなくなってしまうのよ。

それでも近いうちに、着物を着てお茶のお稽古をするぞ!
という野望を小さな胸に秘めつつ、日々着物のネットショップを
入念にチェックしている私。
そのうち「ポチッとな」と購入ボタンを押しそうでコワイ。
いいから落ち着け>オレ



夕食後、パラパラと英語学習の雑誌を眺めていたら、
「言い訳を集めても何も生まれてはこない」
「『時間がない』は『怠け者』の常套句」
という言葉が目に入ってきた。

ひゃーーーっ!! その通りです。ズバリ、怠け者なんです。ごもっとも。


頑張れば細切れ時間を活用して、勉強や家事などをこなすことが出来る、
ということは承知しているけれど、実は私はボーーッと何もしないで
いる時間も愛しているのだ。そういうゆとりの時間がないと息切れして
しまうのだ。…と、もちろんこれも言い訳なんだけどね。



とまぁ、週末は両日ともお稽古ごとがあったけれど、
意識的にのんびりしたペースで過ごしていたので体はちょっと楽になった。
さてさて、また明日から気分を切り替えて、お仕事に励まなければ
なりません。うむ。



2004年05月22日(土) 肌寒いのに浴衣

久しぶりの着付け教室の日。今日は浴衣の着付けを習うのだ。


多分、高校生のときに作ってもらった紺地の浴衣と半巾帯を持って
蝶結び貝の口に取り組む。名古屋帯よりもずっと楽〜!
これなら今年の夏はどんどん浴衣を着て出かけられそうだ。
興にのって、片流しや文庫などのアレンジも試してみた。
いや、なかなか楽しい♪


天気もよくて気温も高ければ、このまま浴衣を着て帰りたかったけれど
5月後半とは思えないくらいの肌寒さなので断念する。
ていうか、今、本当に5月だよね?
もうこのまま梅雨に突入するなんてことないよね?



一度家に帰ってお昼を食べてから、買い物に出かける。
それほど歩き回ったつもりはないのに、再び家に帰り着いた
ときにはグッタリしてしまった。買ったばかりの本を
読もうとしたけれど、むっちゃ眠くなってしまったので、
寝室からズルズルと布団を持ち出してリビングでゴロゴロと昼寝。
こんなに寝てばかりいて、大丈夫か?>オレ


ちなみに今読んでいる本は、群ようこの『きもの365日』
著者が昨年一年間、毎日きものを着ようとした日々を綴る日記エッセイである。
この本を読んでいると、着物熱がさらに高まってきそうで非常に危険


夜はやっぱり肌寒いので、カセットコンロを持ち出して豚しゃぶ。
それでも食後に復習と称して、また浴衣を着ていたりするのだから
本当に今が初夏なのか春なのか冬なのか、ワケわからない状態。


明日も天気がよくないのかな?
早くピーカンと晴れてほしいなぁ。


2004年05月21日(金) 間違ってる。

会社で隣の席に座っているKくん。
気が付くとしょっちゅうジュースを飲んだりお菓子を貪っていたりしている。


「いやぁ。他所の部署に遊びに行くと、お菓子を貰ってばかりで」


……って、餌付けされているのか? キミは。
しかもあちこちの部署で。

今日も今日とて、


「マカダミアナッツチョコ1箱、ひとりで喰い切っちゃいました」


とか笑いながら言ってるし。
おいおい、それは1箱700kcalくらいあるんじゃなかったっけ?


「でも毎日、30分かけて自転車通勤しているから、
 そのくらいのカロリー使っているんじゃないですか?」


いや。確実に、消費カロリーよりも摂取カロリーのほうが大きいね。
今飲んでいるペットボトルのスポーツドリンクだって、
ご飯半膳くらいのカロリーがあるんだよ?
それに昨日だって、


「あ〜!このスナック菓子、一日で一袋喰い切れなかった〜!」


とか叫んでなかったっけ?

これで、「健康診断のときに毎年毎年、太り気味だって
注意されるんですよね。なんとかしないと」とも言っているんだから。
どうやらダイエットを考えているらしいけれど、




なにもかも間違ってる。



その業界標準体型とぽっこりと丸いハラがその証拠だって。


2004年05月20日(木) たまには日記らしい日記でも

朝、目覚ましが鳴っていたことには気がついていたけれど
ついつい二度寝してしまい大寝坊。
大急ぎで身支度してお弁当を作って家を飛び出しました。



通勤途中に空腹で倒れたりしないように、電車の中でこっそりと
缶コーヒーを飲みました。しかし、ここ2〜3ヶ月テロ対策と称して
駅などのゴミ箱がことごとく撤去されてしまっているので、
空き缶の捨て場所に困ってしまいます。
そろそろ元に戻してもらえないでしょうか?



会社帰りに、本日発売のきもの雑誌の夏の号を購入。
暑い夏になったら、薄手の単の着物や絽や紗の着物を纏ったり
帯も絽つづれや絽塩瀬になったりする、と書いているけれど
一体なんのことやらさっぱり訳がわからない状態。
着物って日本人の民族衣装のはずなのに、こんなにも
知らないことだらけで本当に情けない。


桔梗や女郎花、撫子や萩は秋の七草だけど、夏の着物に
使われる模様だって知ってましたか? ちなみに朝顔も
夏の着物に使われるけれど、季語は秋なんだそうで。



ところで、きもの雑誌というのはなかなかコワイ雑誌だと思います。
何故って、雑誌に掲載されている着物や帯のメーカーはきちんと
明記されているのに、その値段は殆ど書かれていないから。

あ、この着物ちょっとステキ、と思っても、実際にそれが
何十万円するのかわからない、というのは実に恐ろしい。
……高くて買えない買わないけどさ。



今日は雨模様で肌寒いので、夕食は湯豆腐。
湯豆腐をつつきながら、今年の夏はこんな浴衣を着てみたいなぁ、
なんて考えているのは、季節感が狂っている気がするけど、
ま、いいか。



2004年05月19日(水) 通勤時間の使い方

5月17日の日記にも書いたように、通勤時間が長いうえに、毎日毎日
時間が足りないと感じているので、通勤時間を有効に使う方法には
とても関心があります。



とはいえ普段の通勤では、寝ているか、本を読んでいるか、
日記のネタを考えているか、今日は何をしなければならないか
リストアップしているか、夕食には何を食べようかとか、
帰りにスーパーで○○を買っておかなくちゃとか考えているとか、
…あまり大したことはしていませんね。



音楽はほとんど聴きません。例の耳にひっかけるタイプの
ヘッドフォンをしていると、すぐに耳が痛くなってしまうのです。
もっとお高くて性能がいいイヤホンなどを使えば痛くならないのかしらん?
使い勝手のいいイヤホンでもそのうち探しに行ってみようかな。


最近は電車の中でケータイメールを打っていたり、ゲームをしたり
している人が多いですが、あんなに小さい画面をずっと見ていたら
乗り物酔いしないでしょうか? 先日もうつむいてPDAを5分くらい
いじっていただけで気分が悪くなってしまったので、小さい画面を
見つめ続けるのは私には無理のようです。



これで毎日の通勤中にお勉強でもしていれば、私ももっとマシな人間に
なっているような気がしますが、どうやらそこまでマジメな人間では
ないらしいです>私 (苦笑)



理想的な通勤時間は片道約30分、という話を以前聞いたことがあります。

もっと会社に近いところに住めば体も楽になるのでしょうが、
あまりにも会社と自宅が近すぎると、仕事と日常生活とのメリハリが
なくなってしまいそうなので、イヤなのです。というか、会社から
徒歩10分の独身寮に住んでいたころはそうなってました。



往復で3時間近い通勤時間は長いですが、まぁ、これも気分転換の
時間だと思って少しでも楽しんで過ごすことにしましょうか。



2004年05月18日(火) 歴史

会社の同僚と雑談していたら、パソコンの話題になった。



同僚A「ボクが入社した頃って、会社からPentium IIマシンが
    支給されていたんですけど、今思えば遅いマシンですよねぇ」
同僚B「えっ! ボクが入社した頃はi486マシンだったよ」



………あのぅ。もしもし。
私が入社した頃は、まだまだi386マシンが全盛期だったのですが。
もちろんMS-DOSの時代だったのですが。
ひとり一台パソコンを支給されるなんてこともなかったのですが。
インターネットなんて影も形もなかったのですが(ちょっとウソ)



ちなみに使い始めたOSは、MS-DOS3.3Cだ。一番最初に個人で買ったパソコンはi486SX(20MHz)のカラーノートパソコン。(当時)大容量200MBのハードディスクも増設したっけ。メモリも大奮発して11MBも載せたぞ。それなのに、ン十万円したんだぞ(泣)。さらに言えば、Windowsは3.0の時代から使っているし、MS-Word Ver.1.2は機能もショボくて使いにくかった。だから当初主に使っていたワードプロセッサは「松」だ。かな漢字変換ソフトは当然「松茸」「桐」というデータベースソフトも仕事でバリバリ使っていた。でもスプレッドシートはLotus1-2-3だったけど。config.sysを書き換えてこんべんしょなるめもりーを1kbでも増やそうと努力していたっけねぇ。Memory Managerとかのツールを使ってさ。



……とかいうことを一気にまくしたてようかと一瞬考えたが、
単なる年寄りの繰り言になってしまうので、なんとか思いとどまった。


なので上に書いてあることがサッパリわからない方、気になさらず
ただのオマジナイだと思ってスルーしてくださいませ。


でも一人や二人は、これ↑に反応してくれるような気がする(笑)。



大多数の人はWindows95とかWindows98の時代くらいから
パソコンを触り始めたんでしょうね。
思えば私のパソコン歴も長くなったものだ。はふ。



<参考>
パソコン部品の歴史(2) CPUの歴史 〜4004からPentiumまで〜
DOSの歴史セミナ
「T98-Next」で検証するWindowsの歴史



2004年05月17日(月) 時間が足りない

毎日毎日、時間が全然足りないように感じるのは、
きっと私の時間の使い方がマズイのだろう、と思って
日頃どんなことに何時間費やしているかを書き出してみました。
家計簿ならぬ時間簿ってヤツでしょうか。


ちなみにこれがウィークデイの平均的な時間の使い方です。
(所要時間は30分単位で切り上げています)


  睡眠          約5時間
  会社(仕事)       約11時間
  通勤          約3時間
  朝食と朝の身支度    約1時間
  夕食(準備と片付け含む) 約1時間
  軽い家事        約0.5時間


これ以外に、メールを読んだり日記を書いたりするだけで
軽く1時間以上はかかるし、お風呂タイムは入っていないし、
寝る前に少しはお勉強もしておきたいし、

……って、あれれ?
全然時間が余らないや??


せめてあと1時間は睡眠時間を増やしたいと思っていたけれど、
つまるところ、やはりインターネットに接続している時間を
もっと減らせってことなのですかしらん?
…しょぼん。


2004年05月16日(日) 男前

昨日は半死状態だったけれど、今日はかなり調子もよくなってきたので
長くてうっとうしくなっていた髪を切りに行って来た。


美容院のポイントがたまっていたので、そのポイントを使って
頭皮トリートメントを施術してもらうことにした。
まず最初に、マイクロスコープで頭皮の状態をチェックするのだが、

ぎゃーっ! 毛穴にアブラがつまっている〜!!

あぁ、本日の担当美容師さんはすごい男前だったのに
私のはずかしい写真を見られてしまった……(笑)。


シャンプー、トリートメント、カット、ブローをしてもらっているうちに、
そんな思いも忘れて気分スッキリ。最後にもう一度、頭皮チェックを
したけれど、かなり毛穴のアブラも少なくなっていた。
てか、もっとマメに頭皮ケアをしなくてはいけないのね、私。



ところで私はプロの手仕事を見ているのが好きだ。

真剣にカットをしている美容師さんの手元や、
美味しそうなケーキをデコレーションしているパティシェ、
可愛らしい花束をクルクルと作り上げる花屋さん、
伝統工芸の作品を作っている職人さんの様子など
いくら眺めていても飽きない。

だから、今日も男前に見とれていたワケではない。



夕方、行きつけの花屋さんに立ち寄ったら、
「聞いて聞いてー!昨日モデルみたいにメチャクチャ
かっこいい男性が花を買いに来てくれたのよーーー!
ちょっと話しかけられただけですっかり舞い上がっちゃった〜!」
と興奮した様子で、お友達の店員さんが話しかけてきた。


モデルのようにかっこいい男前……私も見たかった!!


2004年05月15日(土) スイミン不足

休日の朝だからと、またまた朝寝坊してしまった。
不燃ゴミ出し選手権2連敗。


先日届いた、定期健康診断の案内とともに入っていた
労働者の疲労蓄積度自己診断チェックリストをやってみたら、
自覚症状はレベルIIIになってしまった。
おっかしいなぁ。そんなに仕事も忙しいワケではないのに。
でも多分、平日の平均睡眠時間が約5時間、というのが原因なのでしょう。


他人の睡眠時間について調べてみたら、ここのサイトでの資料では、
一般の社会人の平日の平均睡眠時間は7.12時間となっている。
たしかに私の睡眠時間はちょっと短いかも。


しかしシチズン時計の調査を見ると、睡眠時間が6時間以下の
ビジネスマン・OLが70%以上を占めているぞ?


ところで、このシチズン時計の調査は25年前と現在(といっても1999年)とで
現代ビジネスマン・OLの生活時間の変遷がどのくらい変わったか、が
見えてきてなかなか面白い。


私の場合、通勤電車の中で本を読めるので、週平均8時間くらいは
読書にあてていると思う。でも出勤前に朝刊は読んでいない。
朝は新聞を読むゆとりがない、という事情もあるけれど、
古新聞がたまってもなかなか廃品回収に出せない、というのも
その理由のひとつだ。最近はインターネットでニュースも読めるしね。




ていうか、日記書いているヒマがあったら、さっさと寝ろって?
はい、ゴモットモです。


2004年05月14日(金) 甘え考

他人に甘える、ということが大の苦手である。


「○○を教えてくださいよ〜」とか「△△してください〜」とか
上手く他人を頼ったり、他人の懐にスッポリと入り込むことの
できる人が正直言って羨ましいと思うこともある。


生来の意地っ張りな性格のせいか、長女的性格のせいか、
「こんなことを他人に頼んだら迷惑なのでは」とか
「他人に聞く前に出来るだけ自分で出来ることはやっておこう」とか
ゴチャゴチャ考え込んでいるうちに、タイミングを逃してしまうと
いうかなんというか。どうもあまり得な性分ではないらしい。


しかし、「甘える」ことと「甘ったれる」ことは違う。


たとえば、就職したり結婚したりした後でも
親からお小遣いを貰っている人。
親からの援助を当然と思っている人。


具体的に言えば、私の知人Aさんは、親と外食をするときは
いつも親に食事代を払ってもらっている。
以前「就職して結婚もしているのだから、たまにはご両親に
食事をご馳走してあげたら?」と訊いてみたら、
「なんで? 出してくれるんだから別にいいじゃん」と言われてしまった。


私の感覚では、就職したり結婚したりしている人は、
もう独立した一人前の社会人。
「今まで育ててくれてありがとう」と感謝の念をこめて
親にお小遣いを渡しこそすれ、親からお小遣いを貰うのが
当たり前と思っているのは、甘ったれていてちょっと恥ずかしいと思う。



ところで先日、不肖の妹に
「資格をとることも考えて、パソコン教室にでも通ったら?」
という話をしたら、
「じゃ、おねえちゃん、私にパソコン買って〜」
と言われた。


あんたもかい!!



2004年05月13日(木) 敷居が高い

茶道のお稽古を続けていたり、着付けを習い始めたりしていたら
すっかり着物に興味がわくようになってしまった。
とはいえ、着物に関する知識も教養も持ち合わせていないので
もっぱら雑誌や本などを眺めてはため息をつくだけなのである。


しかし、デパートや駅ビルなどの呉服屋さんって
どうしてあんなに入りにくいのだろう?


ちょっとウィンドウショッピングをしているだけなのに、
つつと店員さんが近寄ってきて、「何をお探しですか?」と
ピタリと横にくっついて離れないからだろうか?

ワケがわからないまま、お高い着物を売りつけられそうになる
という気がするからだろうか?



ただ面白いなと思った点は、私のようないい年をしたオンナでも
「お客様のようなお若い方なら、こんな柄がお似合いかと…」
若いということを、やたらと強調されることだ。
単なるお世辞かと思っていたら、呉服屋さんの店員は
50代60代の人が多いのだ。
そりゃその人たちから見れば私はバリバリ若いよな。


ちなみに、今読んでいる本に、はじめて着物を誂えるときに
いくらお金を用意すればいいか、という話が載っていた。
参考までにここに書き写してみると、こんな感じである。



 色無地の着物 約170,000円
 袋帯     約350,000円
 長襦袢     約50,000円
 半襟(化繊)   約450円
 肌襦袢     約1,100円
 裾除け     約2,200円
 腰紐(2)    約5,200円
 伊達締め(2)  約13,100円
 腰ふとん    約2,000円
 帯板      約2,500円
 帯枕      約1,600円
 帯揚げ     約12,000円
 帯締め     約17,000円
 草履      約28,000円
 足袋      約2,000円
 バッグ     約34,000円


 合計     約691,150円


やっぱりお高い!!


1枚の着物や1本の帯を作るための、職人さんたちの手間暇を
考えると妥当な値段なのかもしれないけれど、やはり気軽には
手を出せない金額である。
着物は着たいけれど、敷居が高くて…、という人が多いのも
無理はない気がする。


2004年05月12日(水) ティータイム

会社の給湯室でコーヒーを淹れている時に
後輩のTちゃんがやってきて、

「あっ、コーヒーですかぁ? それってもしかして、
 コーヒー豆を自分で削っているんですかぁ?」

と声をかけられた。


いや……基本的には間違っていない気がするけれど、
普通はソレを「コーヒー豆を挽く」って言うから。



ちなみに会社で飲んでいるコーヒーは、ドトールで
一番安い豆を買ってペーパードリップ用に挽いてもらったもの。
最近はモカブレンドがお気に入り。


さらに言えば、会社の引き出しには、日本茶、ほうじ茶
紅茶(インドのお土産♪)が常備してある。
100円ショップで買ったティーポットも置いてあるし、
これで中国茶やハーブティまで持ち込んだら
会社の私のデスクが、ひとり喫茶店状態になってしまう(笑)。




帰りにHanakoを買って帰った。
今週の特集は「居心地のいいひとりごはんの店」である。
オシャレなカフェやレストラン、バーやホテルなどが紹介されている。


しかし、あれですね、さすがにひとり回転寿司だとか
ひとり居酒屋なんてのは載っていないのね。
憧れているんだけどなぁ、渋めの居酒屋でひとり酒すること。



2004年05月11日(火) お菓子作りと料理と

会社で定期健康診断の案内状を受け取った。5月28日の朝に受診の予定。
ということは、それまでにダイエットしなくちゃ。 (←本末転倒)


しかし、そう決意した日に限って、チョコレートやらお饅頭やらの
お裾分けをたくさん頂いてしまう。
えーん。私をこれ以上太らせる気なのか!? みんな! (←違います)


派遣社員のDさんからは、「これ昨夜作ったんですけど、食べてください」
と手作りのブラウニーをいただいてしまった。おいしかった〜。
お菓子を手作りする人って、実にオンナノコっぽい気がする。
私はしないけど(笑)。


というのも私は料理するとき、グラム単位で材料の重さを量ったり
オーブンの温度を××℃に厳密に合わせたり、といった作業が
私は苦手なのである。料理本を見ながら料理を作っていても、
「ま、いっか」とばかりに、いつのまにか調味料の量などを
自分流にアレンジしてしまうのである。


普通の料理なら、これでもそこそこ美味しい料理が出来るが、
勝手なアレンジはお菓子作りには致命的だったりするのである。
もっとも料理用はかりを持っていない、というのがお菓子作りに
手を出さない最大の理由だけど。


真夜中に台所でゴソゴソと常備菜をあれこれ作った。
週末にまとめ作りしておけばいいのに、そういう日は全くやる気が
起きなくて、仕事で遅く帰った日に突然やる気が起きる、というのは
なんだか不思議だなぁ。




2004年05月10日(月) 親不孝

昨夜自宅に戻ったのが遅かったせいなのか、今朝目が覚めたら
10時近かった…。あぁ今日は有休をとっておいてよかった。



昨年、母の葬儀を執り行ってもらった葬儀社に電話した。


ちょうど先週末にお盆飾り等の展示会をやっていたらしいのだが、
仕事やら何やらで時間はとれないし、そもそも私は遠隔地に住んでいるし、
しかも会場は車でしか行けないような不便な場所にあるため、
とても展示会に行けるような状況ではないのだ。


「パンフレットがあれば自宅に送っていただきたいのですが」
と電話に出た担当者にお願いしたところ、
「パンフレットはありません。会場に来ていただかないと」
とケンモホロロのお答え。なんじゃそりゃー。


もう少し食い下がってみたら、「少々お待ちください」と言われた後、
「引出物やお料理のパンフレットならございますが」とのこと。
ほら、ちゃんとパンフレットはあるじゃないかー。


しかし、「お盆飾りのほうは会場で見ていただかないと。もしくは
担当者が資料を持ってご自宅に伺うことになっていますが」
なんだそうで。
だから、それは無理なんだってば。


別にネットで祭壇やら提灯やらを注文できるようになってほしい、
とまでは思わないけれど、会場に行く時間も手段もない人間のために
パンフレットくらい快く出してもらえないだろうか。
それから、面倒くさそうに電話に出るのもやめてね。


いろいろ手配しなければならないものはあるけれど、
とりあえずパンフレットが届くのを待ってからだなぁ。
あぁ、法事を主催するのって大変で面倒。


なんてことを考えるのは、親不孝なことだとは百も承知。
これでも、亡き母を悼む気持ちはきちんとあるつもりなのだけど。
でも初盆の法要のことは知識も経験も全くないし、そう簡単に
相談できることでもないし。
うーむ、全くどうしたものだか。


とりあえず、ここはスカーレット・オハラのように

「明日考えるわ」


2004年05月09日(日) 実家へ行って来た

所用により新幹線に乗って実家に向かう。



着く早々、実家の押し入れと箪笥を物色していたら
母親の古い着物がザクザク出てきた。
畳紙に入った小紋や紬、ウール、喪服などなど。
こんなに母親が着物を持っていることを知っていたら、
わざわざネットのリサイクル屋さんでちゃちい着物を
買ったりしないのに! (じたばたじたばた)


しつけ糸がついたままの着物が何枚かあったけれど、
若い頃に仕立てたまま、母親はこれらの着物を着ることは
なかったのだろうか? 一度も袖を通したことがない(ように見える)
綺麗な模様の羽織が一部茶色く変色しているのを見ると、
本当に残念だと思う。


10年以上前に仕立ててもらった「私の」着物も出てきた。
当時は「そんなもの作らなくていいのに」と思っていてごめんなさい。
あの頃の私には、着物なんて猫に小判、豚に真珠でした。
多分今でも小判で真珠なんだろうけれど。


とりあえず、すぐに使う予定のある浴衣を持ち帰ることにした。
再来週の着付け教室は、浴衣の着付けレッスンなのだ。





午後3時ちょっと前に菩提寺に行き、お墓参りをする。
今年の7月に初盆をとり行う家族に対して、ご住職からの説明会があるのだ。
もちろんこの説明会に出席するのが、今日実家に行ったメインの理由。


他の地域のことはよく知らないけれど、私の実家近辺地域では
初盆の法要を盛大に行うらしい。なので初盆供養する家では、
迎え火や送り火を焚いたり、お供え物を大量に準備したり、
ナスやキュウリで牛や馬を作ったりしないといけない。


私は知らなかったのだけど、仏様が男性の場合はキュウリで馬を
仏様が女性の場合はナスで牛を作るものだとか。


親戚の皆さんに連絡をとったり、料理や引出物の手配をしたり
お盆飾りを注文したり、といった一連のやらねばならない作業を
考えていたら、それだけでグッタリしてしまった。



とりあえずは明日から少しづつ準備しなくてはなぁ。はふ。



2004年05月08日(土) 清水の舞台から飛び降りてみた。

ここ最近、土曜日の午前中は着付け教室に通っているのですが、
今日は少し遠出して「帯セミナー」というものに行って来ました。


人形町にある西陣織の帯メイカーさんにお邪魔して、帯の知識を
教えてもらったり、実際にいろいろな帯を見せてもらったりするのです。


たとえば、帯の三大産地は西陣、博多、桐生で、
うち西陣の帯が80%を占める。博多産の帯は15%。

帯の出来上がる工程には二十工程ほどあって、
それらは完全な分業体制になっていること。

帯の種類や格。
(丸帯、袋帯、名古屋帯、袋名古屋帯、半巾帯)

などなど。


そして、会場に250種類ほど展示されてあった帯のどれもがとても素敵!
通常なら呉服店の特設コーナーで、ガラスケースの中に陳列されて
いるような帯が見放題触り放題なのですよ!


光が当たると色が変わる帯。
細密画のように緻密な絵が描かれている帯。(でも織りの帯なのです)
プラチナや金糸が織り込まれている帯。
そうそう、ノーベル化学賞を受賞した田中さんの奥さんが
締めていたのと同じ帯、なんてのもありました。

色も微妙かつ綺麗だし(このメイカーでは4000色くらい使うとか)、
手触りもつるつる。そして軽い。でも張りがあって帯も締めやすそう。
自分が持っている帯がどれほどショボイものか、つくづく実感しました。


午後からは、自分が気に入った帯を一枚選んだ後、その帯に合わせて
着物や帯締めのコーディネートをしてもらいました。
いやいや、もちろんその帯が貰えるワケありませんよ。
でも、この着物にはこの帯締めを合わせて…といろいろ取り合わせるのは
実に楽しいです♪



ええ。そしてワタクシ、ついついここで



帯を買っちまいました。




でも、お願いだから


いくらだったかは訊かないでくれ。


2004年05月07日(金) これも体質

今日も夕方から歯医者で治療。


右下のほうに出来ていた虫歯を治療してもらった。
そろそろ歯の治療も終わりかな?
と思っていたら、左下にも小さい虫歯が見つかってしまった。
う〜ん。あと1〜2回は歯医者通いをしないといけないみたい。


「どうやら虫歯が出来やすい体質みたいですねぇ。
 普段、よく甘いジュースとか飲んでいますか?」
と担当の方に訊かれた。

あいにくジュースとかスポーツドリンクとか缶コーヒーとか
砂糖の入った飲み物は好きじゃないので、全然飲まないのだ。
コーヒーも紅茶もノンシュガー派なので。


むかーし昔、私が赤ちゃんの頃に母親が
「アイスをあげたらすごく喜んでいたので、よく食べさせたわ♪」
なんてことをしていたらしいので、
私が虫歯体質なのはきっとそのせいだ! (←他人のせいにするのはやめましょう)



でもきっと、ここ最近、眠気ざましにしょっちゅうアメをかじりながら
仕事をしているのが原因なんだろうな……。

ほら、私、眠気が生じやすい体質だからさ(違)。



あぁ、でも、「ボクは虫歯ができない体質なんです」と豪語していた
後輩がうらやましいっす。


****


なんとなくテレビをつけてみたら、10代のワカモノたちが
何かを熱く語り合っていた。

「もしここに不老不死の薬があったら、あなたは飲む?」

という質問に、「飲む」と答える人も「飲まない」と答える人も。



私だったら、不老不死の薬は「飲まない」。
いつまでも終わりのない人生のことを考えると、気が遠くなりそうだ。
お開きの時間が来るからこそ、充実した時間を過ごせるのだから。


2004年05月06日(木) 男女差別はあるけれど

今朝久しぶりに出社したら、職場にリポビタンDの箱が山積みになっていた。
そういえば、GW休暇を返上して働いていたチームもいたんだよなぁ。
リポDは誰かの差し入れかな?
……お疲れさまです(合掌)。


*****


偶然見つけた、こんなコラムを読んでみた。

 女を昇進させない4つのヘンな理由 (女性ITプロの“ちょっと言わせて”)



比較的男女格差が少ないと思われるIT業界でも、依然として
男女差別が存在するだろうことは、私にも容易に想像がつく。


実際に私も自社で、「女に何が出来る」と罵倒された先輩がいたことや、
「女性の扱い方がわからない」と、女性新入社員に一切指導や教育を
行わなかった職場があったことなどを耳にしている。
友人の職場では、「オンナに仕事を取られるから」と、
仕事を全て自分で抱え込んでしまった男性社員もいたそうだ。


私の一番最初の上司は、「女嫌い」だったし、(後から聞いた)
次の上司は「女性にいろいろ仕事を任せるのは大変でしょうから」と
無用な心遣いをしてくれる「親切な」上司だった。
当然、先輩たちから「結婚したら仕事やめないの?」と言われたこともある。



結局のところ、その後とんでもなく忙しいプロジェクトに投入されて、
男女関係なくバリバリ働かされたり、出張に行かされたりしたことで
私はずいぶんと鍛えられたし、仕事の能力も伸びていったと思う。


残念ながら、上司次第で女性がのびのびと能力を発揮できるかどうか
かなり左右される、というのが私の実感だ。
実際に同じ職場でいい上司に恵まれて、優れた成果を出している
後輩女性もいるのだから。
それでも、かなり少なくなってきたとはいえ、男女差別はまだ残っていると
感じている。


しかし、このコラムの作者は心の中でブツブツ文句を言うだけで
「私にも仕事をやらせてください」とか「残業はしていませんが、
成果はあげています」などと、きちんと上司に宣言していたのだろうか?
上司が○○してくれない、と文句を言うだけでは、
何の解決にもならないと思うのだけど。


とはいえ、昔の私だったら上司にあれこれ自己主張できなかっただろう。
今の私なら、ニッコリ笑って、でも言いたいことをズバズバ言うくらいは
やってのけるけど。


したたかに生きていくずぶとさがなければ、この業界、やっていけませんて(笑)。


2004年05月05日(水) 大変なのだ。

休みの終わりの日は、そこはかとなくもの寂しい。
まして友人たちと楽しいひとときを過ごした後は。




古い、古い文庫本を読んでいる。
現在では家族のある方がどんどんと変わってきている、という話。

同じ屋根の下で暮らしながらも、家族ひとりひとりは
それぞれバラバラに外部へと繋がってきている、ということ。
今ならさしずめインターネットやケータイメールがそのツールと
なっているのだろうか。


かつてフロイトが「赤ん坊陛下」と呼んだ、
親が子どもをまるで王様か王子様のように大切に
あがめ奉って育てるようになってきた話。


会社での擬似同性愛社会に組み込まれていく男性。
父親不在で擬似母子家庭となっていく母と子。


サザエさんのような古きよき家庭(?)というものは
どんどん壊れてなくなってきている。
この時代に、家族をやっていくのもいろいろ大変だ。
ひとりで生きていくのも大変だけどね。



この本が昭和58年に刊行されていることを奥付で知り、
それって今から何年前だっけ? ということを計算するために、
昭和58年から自分が生まれた年を引いて、当時の自分の年齢を出し、
さらに現在の自分の年齢から当時の自分の年齢を引いて、
なーんだこの本は21年前に出版された本なのね、
とかなりまわりくどい計算をしてしまった。
もう元号での年数計算はできない体になってしまったようである。

でも平気。2ケタの足し算引き算は出来るから(笑)。


2004年05月04日(火) 連休のダイゴミ

昨夜銀座で飲んだくれた後、誘われるままにご邸に赴く。


家主であるたけぞ氏が『修羅雪姫』という日本映画を観ていた。
梶芽衣子主演の古い日本映画(らしい)。
『キル・ビル』の元ネタとなった映画なんだそうで。知らなかった。
血の吹き出る様が安っぽいよなー、などと思いつつも
梶芽衣子姐さんがカッコよかったですよ。


夜も更けてきて、いつのまにか全員、気を失う。



朝、ものすごい音で目が覚める。
某氏のイビキのせいではなくて、外が大嵐の様相なのである。
あぁ、こんな荒れ模様の天気のなか帰るのは大変そうだなー、
ということでダラダラとお布団の中で惰眠を貪る。
結局起き出したのは10時過ぎくらいか?


なんかお腹すいたねー、と皆で口々に言いながらも、にごちゃんが
ビデオ録画していた「TRICK」に見入ってしまう。
深夜放映されていた頃に2〜3回見たことあるけど、こんな話だったのね。
で、結局「TRICK 2」まで見てしまった…。


その後お蕎麦屋さんで、朝食とも昼食ともお八つとも言える食事をとり、
皆と別れる。長い時間お疲れさまでした。
そしてお邪魔さまでした。


スーパーマーケットで買い物をしてから自宅に戻ったら、
もうすっかり夕方遅い時間になっていた。
とっとと夕食の準備をしながら、今日は本当に何してたんだっけ?
などと考えたりして。まぁ、そういう感じでダラダラできるのも
連休のダイゴミというものでしょう。



どうやら明日は雨らしい。
では自宅でのんびりDVDでも観て過ごしましょうか。


2004年05月03日(月) 銀ブラしましょ

あきばちゃんに誘われて、銀座は伊東屋9Fギャラリーで開催されている
江戸風流てぬぐい展に行ってきました。
かまわぬの手拭いがたくさん展示されているとのこと。


午後2時からの宮田章司師匠による「江戸売り声百景」の上映に
合わせて会場に向かったら、そこは大盛況。
30分ほど、師匠の七色唐辛子や納豆売り、飴売りなどの売り声を堪能する。
売る品物によって、ずいぶん声の高低や伸ばし方などが違うものなのですね。



その後は手拭いのお買い物。どれもこれも素敵で全部ほしくなってしまう!
まぁ、落ち着け、オレと自分に言い聞かせて、プレゼントの品と
自分用の巾着袋などを購入。


会場で合流したまゆ えび 店主と共に外に出て、4時まで警察博物館
時間をつぶしていたにごちゃん、おにお氏と合流。

なぜか「ハイテク犯罪から身を守るために」というプレゼンテーションを
熱心に見ていた私。職業柄か!? しかし、他のみなさんはピーポくんの歌に
夢中になっていて、その後ずっと口ずさんでいました。


で。なぜ4時まで時間をつぶしていたのかって?
それはもちろん、

4時になったら居酒屋が開店するから

です。

途中で店主やまゆえびが帰り、仕事を終えたあきばちゃんと合流し、
結局閉店の10時までまったりと飲んでいた気が。



……はっ。全然、銀ブラしてないじゃん!!


2004年05月02日(日) 人込みはきらい

今日はBunkamuraで開催中の「モネ、ルノワールと印象派展」に行ってきました。
以前、招待券を手に入れてから、ずっと行きそびれていたのであります。


渋谷駅前のスクランブル交差点に降り立った途端、
あまりの人の多さに頭がクラクラしてしまいました。
どうしてこんなに人が多いのよーー!!


イヤーな予感がしつつもBunkamura ザ・ミュージアムに向かったら
そこでも当日券を買う人の列がズラリと行列。
あぁ、先にチケットを手に入れておいてよかった。
多分、券を買うだけで10分以上待たされることでしょう。


会場内も激込みで、入り口付近では人の列が分速50cmくらいで
ノロノロと進んでいきます。もうこのままクルリと回れ右して
帰りたくなったけれど、まぁ、せっかくここまで来たのだし、と
いささかビンボくさい理由で我慢することに。
むかーし、上野で入場するだけで1時間半待ちという
美術展に行ったときよりは遥かにマシだしな。



さすがに会場の奥に進んでいくにつれて、そこそこ人波も途切れて
モネの睡蓮の絵やロートレックの人物画などは、時間をかけて
鑑賞することができましたが。
でも、せっかくだから気に入った絵をじっくりと眺めていたかった…。
やっぱり人が多いと落ち着かないもの。


ちなみに今月末からの「オードリー・ヘップバーン展 Timeless Audrey」
観に行く予定。
今度はもっと人出が少ない日時を見計らって行くことにしよう。



2004年05月01日(土) ダラダラしないで映画でも

幸田文『雀の手帖』を読んでいる。ちょうど今くらいの季節の文章で、


  一年のうちのいちばんいい季節になった。旅行もしたいし、
  おいしいものを食べもしたいし、一日中のうのうと好き自由に
  休むのも悪くない。そのくせ、大掃除だの洗濯だのの季節だ、
  とも思うのである。そういう思いかたに我ながら主婦業の年数を
  おもわせられる。


というのがあって、「GW中に大掃除しなくちゃ」と思う私も
主婦業が長い人かしらん、なんて考えたり。


しかし、実際にGWに突入してしまうと、朝から何もせずに
ぼーっと無為な時間ばかり過ごしてしまう、ダメダメ人間な私。

いや、このままではダラダラと昼寝ばかりしてしまう!
いかんイカン!
ということで、今日は映画を観にいくことにした。



で。ごめーーん。「CASSHERN」観てきちゃったよ。
映像はなかなか奇麗でした。役者さんも熱演していたと思う。
でも……長かった。
140分も必要なかったのでは? 個人的にはあと40分は短くしてほしい。
役者さんが台詞を喋りすぎているとも感じたし。

でもねぇ、むかーし、アニメのキャシャーンを観ていたはずなのに
どんな内容だったかさっぱり覚えてないや。


映画館の帰りに、有隣堂でお仕事関係の本を物色。
わかりやすい専門書が見つかったので、早速購入した。
定価3800円なり。
専門書は高いので、お財布がちとツライ。
でもこの本は専門書にしては安いほうだと思う。

この本を買ったので、今日は有益な一日になった。
休み中に通読しておけばいいのだろうけれど
きっとそこまではしないだろうな>私(苦笑)


あの「なにがなにやら」が本になりました!詳しい情報はこちらもしくはこちらへ。某直木賞作家も激賞!の内容だよ。
よろしければ、↓の記念てぬぐいもどうぞ。

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